1. 乙骨の決意と虎杖に残された可能性
1-1. 乙骨の覚悟:五条を超える”怪物”へ
261話で乙骨の圧倒的な強さ秘密、それは優しさからくる覚悟の強さだということが分かりました。
強さの根底にあるのは、”愛”故の悲壮な覚悟です。
最愛の人・里香を失った乙骨は、彼女が成仏した後も呪術師として世界を守るため努力し続ける特級に返り咲きました。
それは、五条だけに最強を押し付け戦わせないという覚悟の表れだったのかもしれません。
愛する者を失った悲しみと、どんなことをしてでも世界を守りたいという願い。
その二つが乙骨先輩を”怪物”へと駆り立てているのかもしれません。
1-2. 虎杖のパワーアップの可能性:真の怪物への道
一方で、主人公である虎杖悠仁はまだ強さの上限に達していない感があります。
何でも食ってやるという言葉、九相図を食べ甘井の能力で作ったプリンも躊躇なく口にした姿。
それらは、虎杖が秘めた可能性、”真の怪物”への道を示唆しているようにも思えます。
2. 衝撃の仮説:虎杖による乙骨、そして五条の継承
2-1. 虎杖の「何でも食べてやる」発言:伏線回収の可能性
虎杖は作中で「何でも食べてやる」という衝撃的な発言をしています。
この言葉は、今後の展開を示唆する重要な伏線となっている可能性があります。
これまで虎杖は、上記で書いたように九相図を食べて赤血操術を会得し甘井の能力で具現化されたプリンを何の迷いもなく食べていました。
それは、虎杖の持つ器の大きさの表れとも言えますが、同時に、常識や倫理観を超越した存在へと進化していくことを予感させます。
2-2. 呪物化した乙骨を喰らう!?:禁断のパワーアップ
もしも、乙骨が自らの身体を呪物化し、その力を虎杖に託すとしたら…?
「呪術廻戦」の世界では、呪物は時に術師にとって強力な武器となります。
乙骨は、五条悟の肉体、そして自らの脳を呪物化することで、虎杖に計り知れない力を与えることができるかもしれません。
“皆で繋いだ”という言葉は、このような形で実現する可能性も秘めているのではないでしょうか。
2-3. 「皆で繋いだ」の意味:仲間たちの力を受け継ぐ
「皆で繋いだ」という言葉は、虎杖の成長を象徴するキーワードと言えるでしょう。
それは単なる共闘や友情を超えた、より深いところで繋がっていることを意味しているのかもしれません。
虎杖は、仲間たちの想いや力を自らの内に取り込み、”真の怪物”へと進化していくのかもしれません。
そして、その先にあるのは、宿儺を倒し、皆で未来を切り開くという希望に満ちた結末なのでしょうか。
3. 六眼継承の可能性と実現への課題
3-1. 呪物化の技術:虎杖への継承は可能か?
呪物の作成は、高度な技術と知識を要する危険な行為です。
しかし乙骨は九十九ノートを読み呪物化に関する情報をある程度得ている可能性があります。
しかし、五条悟の肉体と術式、そして自らの術式を安定した状態で呪物化できるのか、そして、それを虎杖に継承することができるのか。
多くの困難が予想されますが、もしも成功すれば、虎杖は”最強”の力を手に入れることができるでしょう。
3-2. 虎杖の精神力:六眼と無下限呪術を制御できるか?
“六眼”と”無下限呪術”は、計り知れない力を秘めた危険な力です。
もしも、虎杖がその力を手に入れたとしても、制御できなければ、自らを滅ぼすことになりかねません。
憂憂の術式による入れ替え修行で虎杖は日下部と乙骨と入れ替わりレベルアップをはかっていました。
さらに脹相のアドバイスにより反転術式もマスターしています。
宿儺との戦闘で虎杖の呪力コントロールが飛躍的にアップしている可能性が高く六眼と無下限呪術を使いこなす可能性も秘めています。
4. 考察:真の怪物・虎杖悠仁の誕生
4-1. 虎杖の倫理観:仲間を喰らうという選択
仲間を”喰らう”という行為は、虎杖の倫理観から大きく逸脱しています。
しかし、乙骨が言ったように両面宿儺を打ち倒すには倫理を捨て怪物になる必要があります。
現に、宿儺自身も人間を食べていることが示唆されており胎児の時に双子を食べいたことが明らかとなっています。
“真の怪物”へと進化を遂げる過程で、虎杖は仲間との”新たな繋がり方”を見出すのかもしれません。
それは、私たち読者の想像をはるかに超えた、衝撃的な展開となるでしょう。
4-2. 宿儺との対峙:六眼と無下限呪術で宿儺を倒せるのか?
宿儺は、千年もの間、恐れられてきた最強の呪詛師。
その強大さは計り知れません。
しかし、虎杖が”六眼”と”無下限呪術”を手に入れたとすれば、今の弱体化した宿儺を倒すことも可能でしょう。
虎杖の言葉通り皆で繋いだ呪術で宿儺を倒すことができれば呪術廻戦というタイトルを体現した結末ということになるでしょう。
5. まとめ
今回は、虎杖悠仁が”六眼”を継承するという、衝撃的な仮説について考察しました。
果たして、これは単なる妄想に終わるのでしょうか、それとも…?
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