今回は、都立小手指高校野球部、期待のショート・藤堂葵の葛藤と成長を描いたエピソードでした。
笑いあり、涙ありの濃密な30分でしたね。
今回は、アニメ7話の感想を、私の興奮冷めやらぬままに、熱く語っていきたいと思います。
1. 忘却バッテリー7話「面白いやつら」 あらすじ
1-1. 今回は藤堂葵が主役!あらすじを紹介
7話の主役は、強肩強打の頼れるショート、藤堂葵。
しかし彼は、中学時代に経験したトラウマから、一塁への送球に恐怖を感じてしまう「イップス」に悩まされていました。
野球を辞めていた時期もあった藤堂ですが、小手指高校で再び仲間と出会い、野球への情熱を取り戻していきます。
しかし、イップスの克服は容易ではありませんでした。
練習中にミスを連発し、再び自信を失ってしまう藤堂。
そんな彼を救ったのは、個性豊かな「面白いやつら」、小手指高校野球部の仲間たちでした。
1-2. 記憶喪失の要圭が巻き起こす、まさかの展開
特に、記憶喪失になってしまった天才捕手・要圭の奇想天外な行動が面白おかしく描かれていましたね。
藤堂の送球恐怖症を克服するために、野球部員全員で「イップス風」を受けるという突拍子もない特訓を行うシーンは、抱腹絶倒でした。
シリアスな展開の中にも、クスッと思わせる小ネタを挟んでくるあたり、さすが「忘却バッテリー」といったところでしょうか。
原作ファンも、アニメから入った視聴者も、どちらも楽しめるエピソードだったのではないでしょうか。
2. イップスに苦しむ藤堂を支える仲間たち
2-1. 山田太郎の優しさが光る!素人目線の的確なアドバイス
藤堂を支える仲間の中で、ひときわ存在感を放っていたのが山田太郎です。
元々は清峰と要の「怪物バッテリー」に絶望して野球を辞めた山田ですが、小手指高校で再び野球に出会い、持ち前の誠実さと優しさでチームを支えています。
野球経験者ではない彼だからこそ、藤堂に寄り添い、的確なアドバイスを送ることができました。
「素人目線」という言葉で片付けてしまうにはあまりにも的を射た山田の言葉は、藤堂の心に深く響いたはずです。
2-2. 千早瞬平の理論派らしい練習方法
クールな理論派、千早瞬平も、藤堂を救うために一肌脱ぎます。
持ち前の野球理論で、藤堂のフォームの改善に取り組みました。
理屈っぽく見える千早ですが、誰よりも野球を愛し、仲間を大切に思う熱い心を持っていることが伝わってきます。
藤堂と千早は、中学時代に「怪物バッテリー」に敗北を喫した者同士。
互いにライバル心を燃やしつつも、高め合える関係性が素敵ですね。
2-3. 葉流火の圧倒的な信頼と存在感
そして、忘れてはならないのが、天才投手・清峰葉流火の存在です。
寡黙で何を考えているのかわからない葉流火ですが、その実力は折り紙付き。
彼が発する一言一言には重みがあり、藤堂の心に響きました。
特に、「ショートは藤堂だろ、変える気ないから」というセリフは、葉流火なりの最大限の励ましだったのではないでしょうか。
彼の言葉は、藤堂にとって何よりも心強い支えとなったはずです。
2-4. 「面白いやつら」が織りなす、最高のチームワーク
小手指高校野球部のメンバーは、本当に個性豊かです。
天才、努力家、ムードメーカー、ちょっと変わった人……。
そんな彼らが、藤堂のために知恵を絞り、力を合わせ、励まし合う姿は、まさに青春の輝きそのもの。
「こんな仲間がいたら、どんな困難も乗り越えられる」
そう思わせてくれる、最高のチームワークでしたね。
3. 涙腺崩壊!高須先輩との再会シーン
3-1. バッティングセンターでの再会
そして、クライマックスは、藤堂と、中学時代の先輩・高須との再会シーン。
小手指高校野球部の練習を見に来た高須先輩は、バッティングセンターで偶然藤堂と出会います。
気まずい沈黙の後、高須先輩は優しく藤堂に言葉をかけます。
「お前が野球を続けていると聞いて嬉しかった」
その言葉に、藤堂の目から涙がこぼれ落ちます。
3-2. 高須先輩の温かい励まし
高須先輩は、藤堂にとって憧れの存在であり、目標とするべき先輩でした。
しかし、藤堂は、イップスのせいで高須先輩に申し訳ないという気持ちを抱えていました。
高須先輩の温かい励ましは、そんな藤堂の心を溶かし、再び前を向かせてくれる、まさに救いだったと言えるでしょう。
このシーンは、アニメオリジナルの演出が加わっており、より感動的なものになっていました。
高須先輩の声優さんの演技も素晴らしく、涙なしでは見られませんでした。
3-3. 藤堂の心情を表す、繊細な演出の数々
藤堂の心情を表す、繊細な演出の数々にも注目です。
曇り空から徐々に晴れ間が見えてくる空模様の変化、藤堂の表情の変化、そして、高須先輩の言葉に呼応するかのように流れる飛行機雲。
アニメスタッフのこだわりが感じられる、素晴らしい演出でした。
4. 7話感想 まとめ&8話への期待
4-1. 7話は神回!視聴者の感想をピックアップ
SNS上では、「7話は神回だった」「涙が止まらない」「面白いやつら最高!」といった声が多数上がっていました。
私も、7話は今期アニメの中でもトップクラスに感動的なエピソードだったと感じています。
特に、藤堂と高須先輩の再会シーンは、何度見ても泣いてしまいます。
4-2. 次回予告!「ハイライト」の意味とは?
そして気になる次回予告ですが、「ハイライト」という気になるワードが……。
一体どんなエピソードになるのでしょうか?
「忘却バッテリー」は、野球シーンの描写も魅力的なので、もしかすると、これまでの試合の名場面を振り返るような総集編的な内容になるかもしれません。
しかし、このアニメは、私たちの良い意味で期待を裏切ってくれる作品です。
「ハイライト」という言葉から想像もつかないような、斜め上の展開を見せてくれる可能性もあります。
期待に胸が膨らみますね!
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