1124話で登場したエルバフの「来い」と言った謎の人物について、ファンの間で「火ノ傷の男」ではないかという考察が広がっています。
この火ノ傷の男とは、キッドが言及した最後のポーネグリフの場所を知る者のことです。キッド自身もその行方について手がかりを持っていないため、この人物は謎に包まれています。
さらに、ルフィが「ヒノキズ?」と聞いた際、ローが意味深な表情を見せ、その様子を見たロビンが「?」という反応をしました。この描写から、ローやロビンに縁のある人物ではないかという推測も生まれていました。
しかし、1124話で「来い」と呼びかけた人物が登場したことで、このキャラクターが火ノ傷の男である可能性が高まっています。その後の1125話では世界情勢編が展開され、彼の姿は見られませんでしたが、1126話で再び麦わらの一味に焦点が戻り、ついにこの謎の男が登場するのではないかと期待されています。
1126話で火ノ傷の男ついに登場!?
1126話で火ノ傷の男が登場するのではないかとファンの間で話題となっています。
火ノ傷の男の正体は元ロジャー海賊団のスコッパーギャバン!?
まず火ノ傷の男とは一体誰なのかについてです。現在、最も有力なのが元ロジャー海賊団の3番手スコッパーギャバンです。
スコッパーギャバンが有力視されている理由は次の通りです。
- ロジャー海賊団ナンバー3の重要キャラであるスコッパーギャバンは過去編にしかまだ登場していない。
- 631話の扉絵で元ロジャー海賊団船医のクロッカスと酒を飲んでいた人物に似ている。
- 人影登場前のコマでウソップとチョッパーの服に「SUCOP」の文字。
- エルバフでシャンクスが「互いに死んだと思っていた旧友」と口にした。
過去編で描かれた彼は黒髪でしたが、631話の扉絵に登場した人物の髪色は暗い金髪のようにも見えます。これに対して、レイリーも過去編では金髪でしたが、現在では「シルバーズ・レイリー」の名の通り、銀髪になっています。
この流れを考えると、スコッパー・ギャバンの「スコッパー」という名前が銅(copper)に由来していることから、彼の髪色も年月が経つにつれ銅に近い色合いに変わっている可能性があります。ワンピースのキャラクターの髪色や容姿の変化には、名前との関連性が反映されることもあるので、ギャバンもまたそのような変化を遂げているかもしれません。
尾田先生の発言でエルバフ編に火ノ傷の男が登場することが確定!?
2023年のジャンプフェスタで、尾田先生は「ルフィ達がもし無事にエッグヘッドを出られたら行きますかねーあの島。行かないルートも考えたんですが…ルフィは止められないかな。そうなってくるともうアレの奪い合いになりますね」と発言していました。
「アレ」が指すのは最後のロードポーネグリフのことだと思われます。このことから必然的に最後のロードポーネグリフを知る人物である火ノ傷の男がエルバフ編で登場することがほぼ確定します。
火ノ傷の男は黒い船に乗り巨大な渦で船を飲み込む
黒ひげ海賊団の5番船船長兼航海士であるラフィットが火ノ傷の男について興味深い発言をしています。
「その男は真っ黒い船に乗り近づくと巨大な渦で敵船を飲み込んだ」
このことから火ノ傷の男は海賊船を何かの能力で起こした巨大な渦で沈めてくる強者であることが分かります。
麦わらの一味がバラバラに離散する!?
麦わらの一味は新しい島に上陸する前に必ずと言っていいほど仲間がバラバラになる展開があります。ワノ国上では先行組に別れそれぞれが潜入捜査を行っていました。エッグヘッド島ではリリス、海獣兵器に襲われ一味はバラバラとなりました。
このことからエルバフ編でも毎度恒例行事となっている麦わらの一味がバラバラになる展開がくることが予想されます。
火ノ傷の男の巨大な渦にサニー号が飲み込まれる
火ノ傷の男が巨大な渦を操る能力を持っている可能性があるという展開は、確かに麦わらの一味をバラバラにさせるための強力な要素です。もしサニー号や巨兵海賊団の船がその渦に飲み込まれることがあれば、自然に一味の離散が描かれそうです。
また、1124話で「来い」と呼びかけている火ノ傷の男が、試練を課そうとしているようにも見えます。この人物が元ロジャー海賊団のスコッパー・ギャバンであるなら、彼は世界の真実、そしてワンピースを手にする者が世界を支配できることも知っているはずです。そのため、この試練はワンピースを求める者がふさわしいかどうかを試すためのものである可能性もあります。
ロードポーネグリフを魚人島から隠し、それを手にするために必ず自分のもとにたどり着かせようとしている、という考えも非常に説得力がありますね。彼の登場によって、今後の展開がますます楽しみになります。
元ロジャー海賊団と麦わらの一味が対話!?
シャンクスがエルバフで話した相手が「火ノ傷の男」だとすれば、彼がルフィ率いる麦わらの一味について言及した可能性が高いです。これが1124話の「来い」という展開に繋がったのではないかとも考えられます。
火ノ傷の男は、麦わらの一味の戦闘力を試すだけでなく、彼らの人間性を知ろうとしているのかもしれません。そのため、彼は麦わらの一味を分散させ、個別に対話を試みようとしている可能性があります。
また、火ノ傷の男が一人ではなく仲間を持っており、それぞれが麦わらの一味と対面する展開になるかもしれません。もしここで元ロジャー海賊団のメンバーが登場するとなれば、読者にとっても非常に嬉しい展開となるでしょう。
バルトロメオの伏線回収!?赤髪海賊団と早くも激突!!
もしシャンクスが「火ノ傷の男」と話した人物であれば、彼がすでに最後のロードポーネグリフについても知っている可能性は高いです。さらに、赤髪海賊団はキッド海賊団を壊滅させ、3つのロードポーネグリフの写しを手に入れています。
そのため、シャンクスが最後のロードポーネグリフを巡ってルフィと対決する展開が早まるかもしれません。また、麦わらの一味の傘下にいるバルトロメオがシャンクスの縄張りを荒らしたことにより、シャンクスの怒りを買っている伏線も存在しています。
シャンクスは長らくラスボス候補の最有力とされてきましたが、イム様の登場、黒ひげの強化、そしてコビーの「ルフィを止める」という発言によって、その位置は揺らいでいます。
もしルフィとシャンクスの対決が、読者が想像していたよりも早く実現するならば、大きな衝撃を与える展開となるでしょう。
さらに、アニメ『ワンピース』では「世界を揺るがす大事件」としてキャンペーンが行われており、その締めくくりとして、シャンクスがフィーチャーされた『フィルムRED』が10月13日にテレビ放送されます。この日に合わせて、本誌でもシャンクスが再登場し、ルフィと激突する展開に進む可能性も十分に考えられます。
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