キングダムの最新812話「法の下」の内容をネタバレありで徹底解説します。
- 飛信隊の新しい軍編成とは?
- 南陽に起きた変化とは?
- 韓滅亡へのカウントダウン
河了貂(カリョウテン)による新たな軍編成発表
飛信隊のさらなる強化を目指して河了貂が軍編成を発表!
干斗と昂の昇進
新たな軍編成が発表され、干斗は崇原の推薦によって百人将に昇進しました。
さらに、昂も同じく百人将に任命され、若手将校としての活躍が期待されています。
百人将から千人将までの昇進
百人将だけでなく、尾平、澤、中鉄の三人が三百人将に昇進し、さらに竜有が五百人将、田永と竜川が千人将に任命されました。
沛浪や田有、我呂、満童といった有力な将も二千人将に昇格し、崇原は三千人将としてさらに高い地位に上り詰めました。
李信の将軍としての新たな編成
飛信隊は李信を将軍として、総勢四万の大軍となりました。
さらに、羌瘣(キョウカイ)隊の二万の兵も加わり、合計六万の大規模な部隊が完成します。
飛信隊の組織は大幅に強化され、歩兵と騎兵がそれぞれ戦略的に配置されました。
飛信隊の軍編成
李信 将軍 直下騎兵3000 直下歩兵2000
河了貂(カリョウテン) 軍師 護衛・伝令兵300
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副長 渕(エン) 副長 五千人将 騎兵1000 歩兵4000
楚水(ソスイ) 副長 五千人将 騎兵3000 歩兵2000 輸送護衛隊1000
満童 黒飛麃(くろひひょう) 二千人将 騎兵1000 歩兵1000
我呂(ガロ) 赤飛麃 二千人将 騎兵1000 歩兵1000
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崇原 歩兵長 三千人将 歩兵300
田有 二千人将 騎兵1000 歩兵1000
田永(デンエイ) 千人将 騎兵1000
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沛浪(ハイロウ) 副歩兵長 二千人将 歩兵2000
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竜川(リュウセン) 千人将 歩兵1000
竜有 五百人将 歩兵500
尾平(ビヘイ) 三百人将 歩兵300
中鉄 三百人将 歩兵300
干斗 百人将 歩兵100
澤圭 三百人将 歩兵300
昂 百人将 歩兵100
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弓部隊 弓兵3000
蒼仁 百人将
蒼淡 五十人将
医療班
琳 班長
偵察部隊 兵500
義孝 三百人将
石 百人将
羌瘣隊の軍編成発表と羌瘣の新装備
羌瘣隊も新たな軍編成でさらなる成長を遂げる!
羌瘣隊の新たな指導体制
羌瘣隊でも、山能が副長として二千人将に昇進し、文玄が歩兵長に任命されました。
南陳と田典も二千人将として、それぞれの役割を果たします。
千人将には田堀と川歳が加わり、羌瘣隊の戦力は飛信隊と共に強化されました。
羌瘣(キョウカイ)隊の軍編成
羌瘣(キョウカイ) 将軍 直下騎兵1000 直下歩兵1000
羌礼 自由兵
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山能(サンノウ) 副長 二千人将 騎兵1000 歩兵1000
南陳(ナンチン) 二千人将 騎兵1000 歩兵1000
川歳(センサイ) 千人将 騎兵500 歩兵500
田典(デンテン) 二千人将 騎兵1000 歩兵1000
田堀(デンクツ) 千人将 騎兵1000
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文玄(ブンゲン) 歩兵長 二千人将 歩兵団7200
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弓部隊 2000
偵察部隊 300
輸送護衛隊 500
羌瘣隊兵士たちの羌瘣への願い
羌瘣隊の兵士たちは、羌瘣にこれ以上前線に出ず本陣にいてほしいと懇願します。
彼女が姿を見せるだけで士気が何倍にも上がると評され、特に甲冑を着用してほしいという願いが兵士たちから寄せられました。
羌瘣はその懇願に対し、塩対応ながらも了承し、礼にからかわれる場面も見られました。
羌瘣隊と飛信隊の連携強化
新たな軍編成が発表され、飛信隊と羌瘣隊の連携がより一層強化されました。
これにより、個々の兵士の鍛錬が進み、さらには集団としての力も磨かれていく様子が描かれています。
飛信隊は天下最強を目指し、その士気は一層高まっていました。
南陽城での法家と儒家の対立
南陽では法を巡る緊迫した出来事が発生し続ける!
斬左趾の刑が決まる
南陽城内では、剛京が南陽の男性に対し、斬左趾の刑を言い渡します。
この刑は左足首を切断する重い刑罰であり、龍安はその判決に反発します。
しかし、剛京は法の下では平等であるとし、警邏であったことが逆に重罪となる理由だと述べます。
剛京と龍安の対立
龍安は韓人に対する秦法が厳しすぎると批判し、もっと韓国の基準に近づけるよう訴えますが、剛京はこれを拒否します。
法に慣れるには体で覚えることが最も早いという剛京の主張に、龍安はさらなる反論を試みますが、すでに南陽の牢獄は満杯で、仮設の牢まで作られている現状が示されます。
南陽で起こる新たな事件
その後、南陽では新たな事件が発生します。
騰軍の兵士が南陽の女性に乱暴を働き、それを止めようとした父親が殺されたのです。
この出来事により、南陽の民は激怒し、兄の呂仁が秦兵を刺し、事態はさらに悪化します。
剛京の法の下での裁き
南陽の混乱が広がる中、剛京は冷静に対応します。
秦法に基づき、乱暴を働いた秦兵を斬首に処し、法は秦人と韓人を問わず、すべての者に等しく適用されると宣言します。
剛京は被害者の家族に対し、手厚い謝罪金を支払い、軍律をさらに徹底するよう命じます。
法に基づく平等な裁きを見せた剛京の行動は、南陽の民にも一定の理解を得ましたが、それでも不満の声は完全には消えませんでした。
南陽の変貌と対外的な誤解
南陽の内部では改革が進むが、外部からは侵略の象徴とされる!
騰の視点で見る南陽の変化
剛京の厳しい法の下で南陽は徐々に秩序を取り戻し、秦人と韓人がともに暮らし始める姿が見られます。
南陽での改革は進み、問題はひとつひとつ解決されていきます。
騰将軍は、この南陽の歩みを見て、秦と韓が望む形に徐々に近づいていると感じていました。
外部からの誤解
しかし、南陽の内部での変化を知らない外部の人々は、南陽が秦に侵略され、酷い仕打ちを受けていると誤解しています。
この誤解は広く共有されており、南陽の現実とはかけ離れたイメージが外部に浸透していました。
南陽が着実に変わりつつあることを知る者は、まだ限られていたのです。
韓王都新鄭攻略への準備
そして、南陽での改革が進む中、年が明け、ついに大きな戦いの準備が整いました。
紀元前230年、韓王都新鄭の攻略が始まろうとしていました。
飛信隊は、六万という大軍を率いて、新たな戦いに挑むため、出陣します。
戦場へ向かう飛信隊の士気は高く、南陽で培った力をさらに発揮する時が訪れたのです。
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