この記事ではサカモトデイズ185話「狩場」の内容についてネタバレありで徹底解説します。
監獄の地下迷宮B2へと足を踏み入れたシンと平助。
そこは、想像を絶する世界が広がっていました。
謎めいた囚人、天弓との出会いは、彼らの運命を大きく揺るがすことに…。
ボイルとの別れ、そしてB2へ
枷錠を倒し、B2へ向かうエレベーターに乗り込むシンと平助。
同行する枷錠は、ボイルに拳銃で拘束されていました。
シンはボイルに「そんなことして大丈夫なのか、上戻ったらボコられるぞ」と心配しますが、ボイルは「俺はもう心配ねぇよ」と自信満々に返します。
「シンたちにハードボイルドを思い出させてもらった、これからB1は俺がばっちり仕切ると」と顔を輝かせ、新たな決意を表明するボイル。
B2:巨大迷路への入り口
B2に到着したシンたちは、モニターに映し出された青空と鳥の映像に一瞬目を奪われます。
しかし、それは偽りの楽園でした。
枷錠の説明によると、B2は囚人たちが好き勝手に増築を繰り返した結果、巨大迷路と化しているとのこと。
部屋数は把握不能、生存者数も不明という、まさに混沌の空間。
ボイルは「噂ではスーパーや映画館、サウナ、病院、葬儀屋まである」と付け加え、B2の異常性を強調します。
ボイルとの固い握手、そして別れ
「絶対生きて上に帰って来いよ」
ボイルはシンと固い握手を交わし、激励の言葉を贈ります。
シンは最後に振り返って手を振りますが、そこには既にボイルと枷錠の姿はありませんでした。
二人の運命は、B2の闇の中へと消えていくのでした。
謎の全裸男性との出会い
シンと平助は頑丈そうな鉄の扉を開き、砂漠地帯のような砂が敷き詰められた部屋へ入ります。
そこで彼らは、全裸で寝ている男性を発見します。
男性は顔を股間を「大規模テロ」の見出しの新聞紙で隠していました。
全裸の青年の正体
シンが男性に声をかけると、男性は左目に眼帯をしたイケメンの青年であることが判明します。
青年は「ここへ来てすぐに人に襲われ大切なモンを全部奪われてしまった」と説明し、途方に暮れて寝ていたことを明かします。
しかし、服は元々着ていなかったとのこと。
青年の目的はシンたちと同じく、占い師アタリに会うこと。
「アタリに喧嘩した友達と仲直りする方法を聞きたい」という青年の願いは、純粋で切実なものに感じられました。
シンは読心術を使い、青年に嘘や敵意がないことを確認します。
蟻地獄の部屋とスーパー蟻地獄3兄弟
突如、砂が蟻地獄のように変化し、シンたちは流砂に飲み込まれそうになります。
「蟻地獄の部屋へようこそ」
囚人スーパー蟻地獄3兄弟が姿を現し、この部屋が彼らの狩場であることを宣言します。
青年の荷物を奪ったのも、この3兄弟でした。
天弓の圧倒的な戦闘力
蟻地獄に囚われたシンたち。
青年は「あの荷物さえあれば…」と呟き、荷物への強い執着を見せます。
シンは催眠術で蟻地獄兄弟に荷物を離させます。
弓の威力
青年は一瞬で荷物の紐を解き、中から弓を取り出します。
そして矢を放ち、蟻地獄兄弟の一人の上半身を吹き飛ばし瞬殺します。
もう一人の兄弟も接近戦を挑みますが、顔面に矢を貫通され即死。
「弓って意外と銃より貫通力が優れてるんすよ」と涼しげに語る青年。
天弓の正体
最後の蟻地獄兄弟は刀で弓の弦を切ろうとしますが、びくともしません。
「そんなパワーじゃたわませることすらできないッスよ」と煽る青年。
一瞬で蟻地獄兄弟の肩に乗り、「お疲れっス」と言って矢を放ち、瞬殺します。
青年の圧倒的な戦闘力に、シンと平助は驚愕します。
青年は「俺の何は天弓(テンキュウ)だ」と自己紹介し、「お兄さん達とは仲良くできそうッス」と不敵に笑います。
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