ワンピース ネタバレ:Dの一族に受け継がれるDの意志の正体とは!?元ネタのテンプル騎士団、空白の100年とジョイボーイの関係、その全てを完全解説【考察】

今回は、「Dの一族」に受け継がれる「Dの意志」の正体について、作中の情報を元に徹底考察していきます。

1. Dの一族とは? その謎に迫る

「Dの一族」とは、ミドルネームに「D」を持つ者たちのことを指します。

作中では、主人公モンキー・D・ルフィをはじめ、その祖父モンキー・D・ガープ、海賊王ゴール・D・ロジャー、革命家モンキー・D・ドラゴン、そして“火拳”のポートガス・D・エースなど、多くの重要人物が名を連ねます。

彼らは「Dの意志を継ぐ者」と称され、世界の歴史を大きく揺るがす存在として描かれています。

しかし、その多くは自身の持つ「D」の意味を明確に理解しているわけではありません。

「D」の名を持つものが、なぜ世界を巻き込むような運命を背負うことになるのでしょうか?

1-1. 作中で登場するDの名を持つ人物一覧と、その関係性

ここでは、作中で登場する主な「D」の名を持つ人物とその関係性を整理してみましょう。

  • モンキー・D・ルフィ: 主人公。麦わらの一味船長。
  • モンキー・D・ドラゴン: ルフィの父親。革命軍総司令官。
  • モンキー・D・ガープ: ルフィの祖父。海軍の英雄。
  • ポートガス・D・エース: ルフィの義兄弟。故人。白ひげ海賊団2番隊隊長。
  • ゴール・D・ロジャー: エースの父親。故人。海賊王。
  • ポートガス・D・ルージュ: エースの母親。故人。海賊王の妻。
  • トラファルガー・D・ワーテル・ロー: ハートの海賊団船長。
  • ハグワール・D・サウロ: ニコ・ロビンの恩人。故人。元海軍本部中将。
  • マーシャル・D・ティーチ: 現四皇の一人。黒ひげ海賊団船長。能力を二つ所持できる特異体質。
  • ロックス・D・ジーベック: ロジャーのライバル。故人。ロックス海賊団船長。
  • ネフェルタリ・D・コブラ: アラバスタ王国の元国王。故人。ビビの父親。
  • ネフェルタリ・D・ティティ: アラバスタ王国の元王妃。故人。ビビの母親。
  • ネフェルタリ・D・ビビ: アラバスタ現王女。麦わらの一味の仲間。
  • ネフェルタリ・D・リリィ: 800年前のアラバスタ王国初代女王。イムと因縁のある女性。
  • サ・D・ボ: エースからDをもらったサボの名前。

これらの「D」は、血縁関係がある者もいれば、全く関係がない者もいる点が特徴的です。

「Dの一族」は、血統ではなく、何か別の要因によって繋がっている可能性が考えられます。

1-2. 世界政府がDの名を隠蔽する理由とは?

世界政府は、「D」の名が世間に広まることを極端に恐れています。

ゴール・D・ロジャーを「ゴールド・ロジャー」と呼称するなど、意図的に「D」を隠蔽しようとしている様子が伺えます。

これは、「D」の存在が、世界政府にとって都合が悪いからだと考えられています。

歴史上、「D」を名乗る者たちは、世界政府に反旗を翻すような行動を取ってきたケースが多いようです。

世界政府にとって「D」は、自分たちの支配体制を揺るがす危険因子であり「神の天敵」とまで読び警戒しています。

だからこそ、その存在を隠蔽し、人々の記憶から消し去ろうとしているのかもしれません。

2. Dの意志とは? 継承される意思の正体

「Dの意志」とは、文字通り「D」の名を持つものに受け継がれる意志のこと。

作中では、Dr.くれはや「冥王」シルバーズ・レイリーなど、限られた人物のみがその詳細を知っているようですが、具体的な内容は未だ謎に包まれています。

ローのようにDを隠し名として隠している人物もいます。

「Dの意志」とは一体どんな意志なのでしょうか?

血統ではなく、思想や信念のようなものが受け継がれているのでしょうか?

2-1. 「Dの意志」は血統?思想?作中の描写から考察

「Dの意志」が血統によるものか、思想や信念によるものか、作中の描写から考察してみましょう。

白ひげは、黒ひげとの戦いの最中、「ロジャーが待っていたのはお前じゃない」と言い放ちました。

これは、血縁関係上はロジャーの息子であるエースではなく、ルフィこそが「Dの意志」を受け継ぐ者であると示唆していると考えられます。

また、アラバスタ王国のネフェルタリ家も「D」の一族だと判明しました。

その時にコブラは「ネフェルタリ家も」ではなく「我々も」と言ってます。

もしDの一族が血縁関係からくるものなら「ネフェルタリ家も」と強調していたのではないでしょうか。

イム様もDの一族について「近年各地に湧き出てきたDは己の名の意味も知らぬ抜け殻」と言っているようにただDの名を持っているだけでは意味がない旨の発言をしています。

2-2. Dの意志と「神の天敵」の関連性

ドンキホーテ・ロシナンテは、幼少期に「Dの一族は神の天敵」という話を聞かされたと語っています。

「神」とは、天竜人のことを指していると考えられています。

天竜人は自らを創造主と崇め、世界に君臨する特権階級。

「Dの一族」は、そんな天竜人の支配体制に真っ向から反対する存在、すなわち「神の天敵」として恐れられていたのかもしれません。

2-3. 「受け継がれる意志」はDだけではない?ヤマトやサボのケース

「受け継がれる意志」は「D」だけに限ったものではありません。

例えば、光月おでんの意志を受け継いだ「光月モモの助」とヤマト。

そして、エースの意志を受け継いだサボなどが挙げられます。

これらのことから、「意志」は血縁関係や「D」の名の有無に関わらず、受け継がれるものということが分かります。

「Dの意志」もまた、「D」という血統や家系に縛られず、受け継がれていくものだと考えられます。

3. 空白の100年とジョイボーイ、そしてDの意志

「Dの意志」を考える上で欠かせないのが、「空白の100年」と「ジョイボーイ」の存在です。

これらはワンピースにおける最大の謎として、物語に深く関わってきます。

「Dの意志」は、空白の100年に何らかの形で関わっているのでしょうか?

そして、ジョイボーイとは一体どんな存在なのでしょうか?

3-1. Dの一族と空白の100年の関係性

「空白の100年」とは、ワンピースの世界において、歴史から消された100年間のこと。

この100年の間に一体何が起きたのかは、世界政府によって隠蔽されており、現代では誰も知りません。

しかし、「Dの一族」はこの空白の100年に深く関わっていることがイム様の発言で判明しています。

世界政府は800年前にDの一族と敵対していたことから「D」を名乗る者を危険視し、歴史からその名を消そうとしています。

一般的にジョイボーイが率いる巨大な王国側がDの一族サイドだと予想されています。

3-2. ジョイボーイの意志を受け継ぐ者・ルフィの役割

「ジョイボーイ」とは、空白の100年前に実在した人物。

魚人島に伝わる「約束の舟」をある人物に託したと言われていますが、その正体や目的は謎に包まれています。

しかし、作中で「ジョイボーイ」は「Dの意志」と深く関わっていることが示唆されています。

ルフィは、シャンクスから受け継いだ麦わら帽子を被り、「海賊王になる」という夢を掲げています。

そして、その姿は「最初の海賊であるジョイボーイの再来」を思わせる行動や言動が多い点が特徴的です。

手足をゴムのように戦ったという点からジョイボーイもルフィと同じくニカの実を食べていた可能性が高いです。

もしかすると、ルフィは「ジョイボーイの意志」を受け継ぎ、「Dの意志」に基づいて行動することで、「空白の100年」の真実を明らかにし、世界に大きな変化をもたらす存在なのかもしれません。

そしてジョイボーイは太陽の神ニカの意志を継ぐDの一族の一人だったのかもしれません。

3-3. 「太陽の神ニカ」とDの意志の共通点

「太陽の神ニカ」は、世界を「夜明け」に導くと信じられている伝説の存在。

そしてニカの存在は動物系悪魔の実「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル“ニカ”」に受け継がれました。

現在の能力者はルフィです。

「ニカ」は、人々を笑顔にし、世界を「解放」に導くとされています。

これは、世界政府の支配体制に立ち向かい、「自由」を求める「Dの意志」と共通する部分が多いのではないでしょうか?

もしかすると、「Dの意志」とは、「太陽の神ニカ」のように世界を「解放」し、「夜明け」を導くための意志なのかもしれません。

リリィの手紙に書かれた「沈みゆく世界に夜明けの旗をかかげ」の夜明けの旗こそがDの意志である可能性があります。

昔から読者の間で考察されてきたDはDAWN(夜明け)を示す説が的中しているのではないでしょうか。

ワンピース1話のタイトルがROMANCE DAWNであり尾田先生の読み切り漫画のタイトルもROMANCE DAWNです。

4. バッカニア族の特性とDの意志の共通点

「バッカニア族」は、バーソロミュー・くまやその父クラップが属する種族。

作中では絶滅種とされており、世界政府から敵視されています。

「バッカニア族」は、ベガパンクの発言から「意思の力」と呼ばれる特殊な能力を持っているとされています。

これは、「Dの意志」と何らかの関係があるのでしょうか?

4-1. バッカニア族族の特性「意思の力」とは?

「バッカニア族」の特性「意思の力」とは、具体的にどのような能力なのでしょうか?

作中ではまだその詳細が明かされていません。

しかしベガパンクは自我がないくまがボニーを守る行動をしているのはバッカニア族の身体の強さではない別の特性が関わっていると説明しています。

そしてくまと血の繋がりはない娘のボニーがDの意志の象徴とも呼べるニカへと変身を遂げました。

「バッカニア族」の「意思の力」も「Dの意志」のように血筋や家系に縛られず受け継がれていくものなのかもしれません。

4-2. くまが見せた「意思の力」とDの意志の繋がり

バーソロミュー・くまは、元王下七武海でありながら、革命軍と密約を交わし、麦わらの一味を助けるという二重スパイのような行動を行っています。

自我のない状態で鉄巨人と同じようにマリージョアへ乗り込んだのは、くまが「Dの意志」に受け継ぎ世界政府に反旗を翻そうとしているからなのかもしれません。

また、くまは自身の能力を使い、記憶や人格を別の場所に転送することが可能。

これは、「Dの意志」のように、意志や精神が受け継がれていくことを象徴しているのではないでしょうか?

4-3. 魂の存在とDの意志の関係性

ワンピースの世界では、「魂」の存在が度々描かれています。

例えば、ブルックの「ヨミヨミの実」の能力や、ビッグ・マムの「ソルソルの実」の能力など。

ベガパンクも魂の存在を肯定しています。

ベガパンクサテライトやパシフィスタ、セラフィムなどエッグヘッド編はまさに魂がテーマと言っても過言ではない章でしょう。

「魂」とは、人の「意思」や「精神」が宿るところ。

もしかすると、「Dの意志」は、「魂」を通じて受け継がれていくものなのかもしれません。

5. Dの意志の元ネタはテンプル騎士団!?Dの一族の起源?歴史に隠された真実

5-1. 1119年設立、栄光と没落の歴史:テンプル騎士団の軌跡

テンプル騎士団は、1119年にエルサレムで設立された騎士修道会です。

当初は巡礼者の保護を目的としていましたが、次第に軍事力と経済力を蓄え、強大な組織へと発展しました。

最盛期にはヨーロッパ各地に広大な領地を所有し、独自の金融システムを築き上げたとも言われています。

5-2. 最後の総長ジャック・ド・モレー:Dの意志の創始者?

1307年、フランス国王フィリップ4世の策略により、テンプル騎士団は異端の罪で弾圧され、その財産は没収されます。

そして、1314年、最後の総長ジャック・ド・モレーは、異端審問によって火刑に処せられました。

彼の死に際しては、フィリップ4世とローマ教皇クレメンス5世を呪ったという伝説が残っています。

5-3. 財産、陰謀、そして呪い:伝説に彩られたテンプル騎士団の謎

テンプル騎士団の莫大な財産は、その大部分がフランス王家に渡ったとされていますが、一部は隠匿されたという伝説も残っています。

また、彼らの強大な権力と秘密主義的な活動は、数多くの陰謀論を生み出すことになりました。

ジャック・ド・モレーの呪いもその一つであり、歴史ロマンをかきたてる要素として、現代でも語り継がれています。

5-4. ジャック・ド・モレーの遺志:Dの意志の真髄に迫る

権力への抵抗と自由への渇望:ジャック・ド・モレーの理想

テンプル騎士団は、国家や教会の権力に屈することなく、独自の信念に基づいて活動していました。

ジャック・ド・モレーは、その象徴的な存在と言えるでしょう。

彼の遺志は、権力構造への抵抗、自由と独立への渇望として、Dの意志の根底に息づいているのかもしれません。

5-5. 海賊旗の象徴:死を超えて受け継がれる意志の力

海賊旗のモチーフとして知られる「ジョリー・ロジャー」は、テンプル騎士団の弾圧と関連付けられることがあります。

一説によると、ジャック・ド・モレーの遺体を掘り起こした際、頭蓋骨と2本の骨がクロスした状態で見つかったことから、「人は頭蓋骨と2本の骨さえあれば復活できる」という信念のもと、海賊旗が作られたと言われています。

5-6. フリーメイソンとの関係:現代まで続くDの意志の系譜

テンプル騎士団の弾圧を逃れた騎士たちは、その後、秘密結社フリーメイソンへと流れ着いたという説があります。

もし、Dの意志がテンプル騎士団の理念を受け継ぐものだとしたら、フリーメイソンを通じて現代まで受け継がれている可能性も考えられます。

5-7. ウォルト・ディズニーとDの意志:天才たちの秘密結社「PLUS ULTRA」

ディズニーとDeMolay団:Dの意志を受け継いだ男の軌跡

ウォルト・ディズニーは、若き日に「DeMolay団」という青少年団体に所属していました。

この団体名は、ジャック・ド・モレーの名前から付けられたものであり、彼の思想や理念を継承していると考えられています。

ディズニーが、Dの意志の影響を受けていた可能性も否定できません。

5-8. エッフェル塔の秘密会合:天才たちの野望と未来都市構想

1899年、パリ万国博覧会に合わせて建設されたエッフェル塔で、世紀の天才たちによる秘密会合が開かれたという噂があります。

参加者として、ニコラ・テスラ、ギュスターヴ・エッフェル、トーマス・エジソン、アルベルト・アインシュタイン、そしてウォルト・ディズニーの名前が挙がっています。

5-9. PLUS ULTRAの理念:さらに先へ進むための意志と挑戦

この秘密結社「PLUS ULTRA」は、「さらに先へ」を意味するラテン語を掲げ、人類の未来を大きく変革する構想を抱いていたとされています。

それは、科学技術の進歩によって、貧困や戦争のない理想社会を実現するという壮大な夢でした。

6. Dの意志が導く未来、ワンピースの結末を予想

「Dの意志」は、ワンピースの世界にどのような影響を与えるのでしょうか?

そして、ルフィは「Dの意志」を背負い、世界をどのように変えていくのでしょうか?

ここでは、「Dの意志」が導く未来、ワンピースの結末を大胆に予想してみましょう。

6-1. Dの意志を知ることで見えてくるワンピースの最終章

「Dの意志」の全貌が明らかになった時、ワンピースの世界は大きく動き出すと考えられます。

ルフィは、「Dの意志」に基づいて行動することで、世界政府の支配体制を崩壊させ、「ひとつなぎの大秘宝」を手に入れるのかもしれません。

そして、世界は「Dの意志」によって導かれた「新たな時代」を迎えることになるのではないでしょうか?

6-2. ルフィが背負う「Dの意志」と世界の夜明け

ルフィは、「Dの意志」を受け継ぐ者として、世界を変える運命を背負っています。

「ひとつなぎの大秘宝」を手に入れ、「海賊王」になることは、ルフィにとって通過点に過ぎないのかもしれません。

ルフィの夢の果てはまさにDの意志を象徴したものにあるでしょう。

ルフィは「Dの意志」を胸に、仲間と共に世界を「夜明け」に導く。

それが、ワンピースという壮大な物語の最終章に用意された結末なのではないでしょうか?

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