呪術廻戦最新話262話、最強の術師・五条悟の肉体を借りて宿儺に挑んだ乙骨憂太。
しかし乙骨in五条の傍にはリカちゃんの姿がありませんでした。
リカちゃんは乙骨の死体の傍にいたのです。
乙骨の亡骸を抱きしめ、涙するリカちゃん。
その姿は、多くの読者に乙骨の死を予感させました。
果たして乙骨は本当に死亡してしまったのでしょうか?
そして、乙骨の術式「リカ」にはどのような結末が待っているのでしょうか。
今回は、最新話で描かれた謎と伏線を紐解きながら、今後の展開を徹底考察していきます。
1. 【悲報】乙骨憂太、力尽きる… 宿儺との領域展開バトルの結末
最強の呪術師である五条悟の肉体を手にした乙骨。
しかし、結果は残酷なものでした。
乙骨は五条との肉体入れ替え修行を行い術式と呪力操作の練度をアップさせました。
しかし五条の天才的な才能には及びません。
五条は術式順転蒼で宿儺を引き寄せ一方的にボコボコにしていました。
しかし乙骨は五条と同じように術式順転蒼で宿儺を引き寄せましたが逆に利用され宿儺の攻撃を受けてしまいます。
この一連の攻防だけでも乙骨が宿儺に勝つ見込みはほぼないと見ていいでしょう。
1-1. 宿儺の領域展延の前に散る? 乙骨の最後を振り返る
乙骨は、五条の術式「無下限呪術」の領域展開「無量空処」を発動。
しかし、宿儺は「領域展延」を用いることで、乙骨の無下限バリアを無効化してしまいます。
さらに、五条の記憶が引き継がれていなかったため、乙骨は対応が遅れてしまい、決定的なダメージを受けてしまいました。
ここで描写が切れ、リカちゃんの涙が落ちるシーンに切り替わります。
1-2. 無謀な戦いだったのか? 乙骨が宿儺に敗北する理由を徹底分析
乙骨が敗北した理由は、大きく分けて二つあります。
一つ目は、五条の肉体に慣れ切っていなかったことです。
五条の肉体は、常人離れした身体能力と呪力を有していますが、乙骨にとってはあくまで借り物です。
そのため、本来の力を発揮することができなかったと考えられます。
また五条ですら勝てなかった宿儺に五条の肉体を借りて挑んだとしても始めから勝算は薄いでしょう。
二つ目は、五条の記憶が共有されていなかったことです。
羂索の術式は術式ごと肉体を支配する謎多き禁忌の術です。
術者本来の生得術式に加え、転じた肉体に刻まれた生得術式も使用可能で記憶も受け継がれることがファンブックに明記されています。
しかしどの程度記憶が受け継がれるのか不明です。
そのため、領域展延という予想外の攻撃に対応することができなかったのです。
これらの要因が重なった結果、乙骨は宿儺に敗北すると考えられます。
1-3. リカちゃんの涙が意味するものとは?
乙骨の亡骸を抱きしめ、涙を流すリカちゃん。
その姿は、多くの読者の心を打ちました。
リカちゃんは、乙骨の術式であると同時に、彼を深く愛する存在です。
乙骨の死は、リカちゃんにとっても計り知れない悲しみであることは間違いありません。
彼女の涙は、乙骨を失った悲しみと、もう二度と彼に会えないという絶望を表しているのでしょう。
2. 【生存の可能性は?】乙骨の術式「リカ」と冥冥の発言から読み解く
乙骨の死は、あまりにも突然で、受け入れがたい現実です。
しかし、本当に彼は死んでしまったのでしょうか。
まだ希望が残されているとしたら…。
ここでは、乙骨の術式「リカ」と冥冥の発言から、彼の生存の可能性を探っていきます。
2-1. 冥冥の発言が意味するもの ― 乙骨生存の鍵は「術式破棄」にあり?
冥冥は乙骨がコピーした羂索の術式について興味深い発言をしていました。
それは、乙骨が五条悟の肉体に意識を移して生き延びる場合、「肉体移動の瞬間に乙骨の術式は破棄される」というものです。
考えられる可能性は以下の3つです。
羂索の術式が常時または断続運転タイプ – 肉体と魂どちらかが維持できずに死ぬ
術式が間欠的運転タイプ – 即死はないがいずれ死ぬ
単発発動タイプ – 乙骨の術式は破棄され五条の肉体で生きていく
そして262話では、リカは乙骨の亡骸と共に存在しています。
これはつまり、③の完全な肉体移動は行われなかったことを示唆しているのではないでしょうか。
もし③のタイプなら既にリカちゃんは消滅していなければいけません。
しかしリカちゃんは消滅せずに乙骨を抱きしめる泣いています。
これは①、②のどちらかが確定したことを意味します。
つまり乙骨はこのままだと死亡してしまうということです。
乙骨が生存するためには、別の方法を見つけ出す必要があるということになります。
2-2. 乙骨の術式「リカ」の仕組みをおさらい ― 制限時間とリスク ―
乙骨の術式「リカ」は、里香ちゃん成仏後に残された外付けの術式と呪力の備蓄です。
そしてリカちゃんには祈本里香の遺志が遺されています。
指輪を通してリカちゃんと接続することが可能となっています。
その間のみ術式(コピー)の使用、リカちゃんの完全顕現、リカちゃんからの呪力共有が可能で制限時間は5分となっています。
そのため、リカちゃんは乙骨の魂と深く結びついていると考えられます。
この制限時間内に決着をつけなければ乙骨のコピーした羂索の術式効果が切れそのまま乙骨が死亡する結末を迎えてしまうのです。
3. 【乙骨死亡なら…】リカちゃんはどうなる? 宿儺に取り込まれる可能性も
乙骨の死は、リカちゃんにどのような影響を与えるのでしょうか?
リカちゃんは外付け術式とされているので乙骨死亡後も消滅せずに呪力が底を尽きるまで存在し続ける可能性があります。
また乙骨の死によってリカちゃんが暴走したり、宿儺に取り込まれたりする可能性も考えられます。
3-1. リカ暴走の可能性 ― 乙骨を失った悲しみがさらなる悲劇を生む?
リカちゃんは、乙骨の死によって大きなショックを受け、暴走する可能性があります。
呪術廻戦0で里香ちゃんが暴走すれば町一つ消滅するとフラグが立てられています。
乙骨の死は、リカちゃんにとって暴走のトリガーになりかねないのです。
3-2. 宿儺によるリカちゃん(宿儺の指)吸収の可能性 ― 最強の敵がさらに強大化する?
リカちゃんは宿儺の最後の指を取り込んでいる可能性が高いです。
宿儺は、リカちゃんを吸収することで、さらなる力を得る可能性があります。
宿儺が最後の指をその身に取り戻すことで本当の意味での完全体に戻ることができるのです。
現在、宿儺は五条との戦闘で弱体化し呪力も反転術式の効きも弱くなっています。
もし完全体になりこの能力が全て回復するとなると五条の命懸けの死闘も無に帰すことになり兼ねません。
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