呪術廻戦 ネタバレ:宿儺死亡間近!?宿儺が二度も乙骨のコピー術式に引っかかったのは弱体化の伏線だった【264話の展開予想】

最強の呪術師である五条、現代の異能である乙骨を続けざまに倒した両面宿儺。

宿儺は呪力操作や体術が秀でているだけではなく、術式理解と分析能力にも長けています。

しかし、そんな宿儺が乙骨のコピー術式の強みに三度も引っかかるとう醜態を晒してしまったのです。

今回は、宿儺が乙骨の術式に二度も翻弄された点から、彼の意外な弱点と、今後の展開における伏線について考察していきます。

目次

1. 乙骨の術式「模倣(コピー)」の恐るべき強みとは?

百鬼夜行の際、圧倒的な実力差を見せつけ、読者に鮮烈な印象を残した乙骨憂太。

彼の術式「模倣(コピー)」は、その名の通り、他者の術式をコピーして使用できるという強力な能力です。

しかし、この術式には、もう一つ、より恐るべき効果が隠されていたのです。

1-1. 相手の意識を本家から逸らす!? そのカラクリを徹底解説!

乙骨自身の発言によれば、「模倣(コピー)」には相手の意識をコピー元の術式から逸らす効果があるようです。

作中では、乙骨が狗巻棘の呪言を使った際、宿儺は本家の狗巻の呪言に対する警戒を怠り、その隙を突かれて攻撃を受けてしまいました。

さらに宿儺は天敵である天使のヤコブの梯子の警戒を怠るという失態を犯しています。

これらの描写から、「模倣(コピー)」は単なるコピー能力ではなく、相手の認識を撹乱することで、本来の実力を発揮させない効果を持つと言えるでしょう。

1-2. 宿儺でさえも翻弄? 2度の失態から見える意外な弱点

「模倣(コピー)」の真の恐ろしさは、あの宿儺でさえも翻弄してしまう点にあります。

乙骨は宿儺自身の術式である「捌」を「模倣(コピー)」で使用し、宿儺を驚愕させました。

宿儺は乙骨の術式がコピーだと知っていて、コピー元の術式はコピー中であっても使用可能だとこの時知ったはずです。

その上で狗巻の呪言、天使のヤコブの梯子と立て続けに宿儺は本家への警戒を怠り、攻撃を受けてしまっています。

宿儺は自身の経験と知識に基づいた高い学習能力を誇ることが示唆されています。

それにも関わらず、同じ術式に二度も引っかかってしまうとは、一体どういうことなのでしょうか。

このことから、宿儺といえども、経験則外の事態や、想定外の能力に対しては、対応が遅れてしまう可能性が考えられます。

2. 「模倣(コピー)」は本当にチート級? 乙骨の主砲ではない説

圧倒的な力を持つように思える「模倣(コピー)」ですが、その効果に疑問を呈する声も上がっています。

乙骨のコピーは一見、ほぼ無敵の術式に感じますが実はそうではありません。

2-1. 乙骨の術式に対する評価を検証

乙骨の現在のコピー術式はリカちゃんが対象の一部を摂食することでストックすることできます。

リカちゃんが完全顕現し制限時間5分の間、コピーした術式を使用することができます。

さらに領域展開中は地面に刺さった刀にランダムに術式が付与され、刀を抜くことで術式が使用できます。

カタログスペックは最強クラスですが、実際にコピー術式で敵を倒したことはほぼありません。

乙骨の真骨頂はコピー術式ではなく膨大すぎる呪力にあります。

さらにその呪力を利用した反転術式です。

呪詛師は乙骨の呪力強化された肉体での体術に為す術はありません。

呪霊は反転術式で瞬殺できてしまいます。

コピー術式の強みの説明からも分かるように乙骨にとってコピー術式は強烈な呪力を当てるための搦め手に過ぎないのです。

2-2. 読者の間でも賛否両論!? 物議を醸す「意識が逸れる」効果

「模倣(コピー)」の効果については、読者の間でも意見が分かれています。

「コピーを使われただけで、なぜ本家への意識が薄れるのか?」「宿儺ほどの術師が、そんな単純な罠に引っかかるとは思えない」といった疑問の声も少なくありません。

実際、宿儺は、乙骨が自身の術式をコピーしていることを認識した上で、なおも油断を見せていました。

これは、宿儺が「模倣(コピー)」の効果を軽視していたためなのか、それとも他に何か理由があるのか、現時点では判断が難しいところです。

3. 宿儺の天敵・天使参戦で敗色濃厚尾!?

「模倣(コピー)」によって、宿儺の意識が本当に本家から逸れているとすれば天使のヤコブの梯子をくらう可能性はかなり高いです。

天使のヤコブの梯子は全ての術式を抹消するという非常に強力なものとなっています。

伏黒の魂と結びついている宿儺の術式が抹消すれば宿儺は受肉を保つことができなくなり消滅します。

3-1. 天使への警戒は薄い? 宿儺が見落とした致命的な情報とは?

宿儺は既に天使の術式をくらい絶体絶命のピンチに陥っています。

その時は天使の受肉体である来栖の恋心を利用しハニトラ作戦で生き残りました。

しかしこれは奇跡と言っていいほど宿儺に都合の良いことが重なった結果でしかありません。

この経験があるにも関わらず宿儺が天使の存在を軽視し、二度もコピー術式の強みに引っかかるという失態を犯しているのです。

宿儺は虎杖と共振しているため天使が生存していることを知っているはずです。

もし、宿儺が天使の存在を軽視しているのであれば、それは大きな誤算となるでしょう。

3-2. 宿儺にとってヤコブの梯子は実は脅威ではない!?

宿儺の失態について解説してきましたが、宿儺のこの描写はストレートに彼の弱点を描いているものではない可能性が高いです。

宿儺はまだヤコブの梯子をくらったかは確定していません。

また、宿儺がヤコブの梯子をくらい消滅するとも限りません。

宿儺は乙骨のコピーではありますがヤコブの梯子をくらっても術式を使っていました。

宿儺が天使への警戒を怠っていたのはもはやヤコブの梯子は脅威ではなくなっているのかもしれません。

ヤコブの梯子を二度も食らった宿儺が術式の理解と分析を怠っているとは考えにくいです。

マコラは消滅しましたがその適応能力が他の式神に継承されている可能性もあります。

もしヤコブの梯子が適用されていれば、宿儺にとって天使の術式が脅威でなくなることは不自然ではありません。

もしくは何らかの縛りで致命傷を避ける策を実行している可能性も考えられます。

3-3. 宿儺はもう限界がきている!? 宿儺弱体化の伏線

もし宿儺にとって今もヤコブの梯子が脅威であり、単に天使への警戒を怠っていただけだとすれば、宿儺は既に限界が近いのかもしれません。

考えてみれば、伏黒の肉体を乗っ取った時から宿儺は以下のように連戦続きです。

天使、虎杖&真希、浴での休憩を挟み、万、五条、鹿紫雲、虎杖、日車、乙骨、真希、日下部、ミゲル、ラルゥ、虎杖&東堂、そして乙骨と五条と戦ってきました。

このようにほぼリンチに近いと言っても過言ではありません。

また、家入と甘井のシーンから、反転術式には多大な糖分を必要とすることが明らかとなっています。

家入は甘井の術式で糖分を摂取していますが、宿儺は全く栄養摂取をしていません。

その状態で反転術式を何度も使用しているのです。

いくら呪力が膨大と言っても、甘井のように糖分のような栄養素を作ることは不可能でしょう。

さらに、五条の無量空処で脳に大ダメージを負っています。

このことから、宿儺の脳は重度のダメージと過度な疲労状態にあることが分かります。

まさに限界の状態と言っていいのではないでしょうか。

宿儺の警戒怠慢は、彼が限界に達している伏線なのではないでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次