【ダンダダン】ネタバレ考察!最新話でダンダダンの意味がついに判明…!?仏教、曼荼羅の関係とは

この記事では、ジャンププラスで絶賛連載中の大人気オカルトバトル漫画「ダンダダン」の163話を徹底考察いたします。

ついにタイトルである「ダンダダン」の意味深き謎が明かされようとしています。

そして物語は核心へと近づき、サンジェルマン伯爵の真の目的と、人類、いや、この世界全体の運命を揺るがす戦いが始まろうとしています。

これまで数々の伏線を張り巡らせ、読者を考察の渦に巻き込んできた「ダンダダン」。

最新話である163話では、物語の鍵を握ると予想される「曼荼羅」が登場し、これまで以上に考察が白熱しています。

本記事では、163話のあらすじをネタバレ込みで振り返りつつ、「ダンダダン」の意味、サンジェルマン伯爵の真の目的、そして「仏教」「曼荼羅」との関係性について、多角的な視点から考察を深めていきたいと思います。

「ダンダダン」の謎に迫り、その奥深さに触れることで、より一層作品への理解を深め、今後の展開に期待を膨らませていきましょう。

目次

ダンダダン163話「間に合え救出!!」ネタバレあらすじ

ここでは、163話で描かれた怒涛の展開を改めて振り返り、考察を進める上での基盤を築きましょう。

メルヘンカルタとの激闘!高倉たちの運命は…!?

舞台は、超能力者・高倉、霊能力者・綾瀬、そして不老不死の怪人・サンジェルマン伯爵による、異形の敵・メルヘンカルタとの死闘の真っ只中。

高倉たちの前に立ちはだかるメルヘンカルタは、「呪行李(のろいごうり)」と呼ばれる強力な呪具の中に封印されていた悪魔です。

絶体絶命のピンチの中、高倉たちは、持てる力の全てを注ぎ込み、決死の攻撃を仕掛けます。

壮絶な戦いの末、ついにメルヘンカルタは、高倉、セルポ、サンジェルマン伯爵による合体攻撃を受け、完全に撃破されます。

しかし、安堵するのも束の間、呪行李の中には、まだ綾瀬の姿がありました。

縮んでしまった綾瀬とターボババア!その理由とは?

崩壊していく呪行李。

その内部に取り残されてしまった綾瀬とターボババアは、脱出を試みますが、呪行李の崩壊の影響は大きく、二人に魔の手が迫ります。

綾瀬の体が崩壊の危機に瀕する中、高倉は、委員長に歌い続けてくれるように懇願します。

高倉の願いに応え、委員長の歌声が響き渡る中、綾瀬とターボババアは、間一髪で呪行李からの脱出に成功します。

しかし、二人は、高倉の掌に乗るほどに小さくなってしまっていたのです。

一体なぜ、このような事態になってしまったのでしょうか?

メルヘンカルタとの約束と裏切り!サンジェルマン伯爵の真意とは?

場面は変わり、逃走するメルヘンカルタを追い詰めるサンジェルマン伯爵。

彼は、メルヘンカルタにある「約束」を守るように迫ります。

その約束とは、メルヘンカルタが「一言負けた」と口にすること。

そうすれば、サンジェルマン伯爵は、メルヘンカルタを自由にするというのです。

メルヘンカルタは、サンジェルマン伯爵の要求に従い、「私の負けですよ」と呟きます。

しかし、次の瞬間、サンジェルマン伯爵は、容赦なくナイフでメルヘンカルタを突き刺したのです。

実は、サンジェルマン伯爵がメルヘンカルタと交わした真の約束は、「呪行李から出したら、力をいただく」というもの。

彼は、メルヘンカルタを出し抜いて、その力を奪うつもりだったのです。

サンジェルマン伯爵は、メルヘンカルタの血を刀の鍔に差し込み、その能力を手に入れます。

彼の目的は、呪物、UFO、妖怪…あらゆるオカルトの力を集めること。

サンジェルマン伯爵は、「オカルトコレクター」だったのです。

そして、目的を達成したサンジェルマン伯爵は、メルヘンカルタに不気味な言葉を投げかけます。

「ダンダダンをご存知で?」

不穏な空気の中、物語は幕を閉じ、読者は大きな衝撃と数々の謎を残されました。

ついにタイトル回収!「ダンダダン」の意味を徹底考察!

ダンダダン意味字金輪曼荼羅
ダンダダンの意味は曼荼羅説

物語終盤に差し掛かり、サンジェルマン伯爵の口からついに語られた「ダンダダン」。

この作品名を冠する言葉が、物語において重要な意味を持つことは間違いありません。

そこで、163話で明らかになった情報を基に、「ダンダダン」の意味について、深く考察していきましょう。

読者の考察まとめ!仏教用語?物語の終焉?

「ダンダダン」の意味については、これまで様々な考察が飛び交ってきました。

代表的なものをいくつか紹介しましょう。

  • 仏教用語説: 「ダンダダン」は、仏教用語の「檀陀(だんだ)」、または「断断(だんだん)」から来ているのではないかという説です。檀陀は、仏教における地獄の責め苦を表す言葉であり、断断は、煩悩を断ち切ることを意味します。これらの言葉は、物語で描かれるオカルトや怪異といった、人間の業や苦しみ、そして、それらからの解放といったテーマと関連付けられています。
  • 物語の終焉説: 「Done de done(ダンダダン)」は、物語の終わりを告げる言葉、もしくは物語の終焉をもたらす存在を指すのではないかという説です。作中では、「ダンダダン」はオカルトにとっての死神、都市伝説にとっての舞台装置、物語の強制的な終わりとして描かれています。この説は、作品がクライマックスに近づき、最終決戦が予想される中で、一層現実味を帯びています。
  • 中国版タイトルの意味: 中国版でダンダダンは「膽大黨」というタイトルです。「膽大黨」は「怖がらない派」の造語です。中国のネット流行語での「○○党」は日本語の「〜派」のような意味です。音の当て字が採用されたようです。※記載に間違いがありました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。
  • その他のネタ説: 響きのいい擬音「ダンダダン」採用説。肉汁餃子のダンダダン。バイキンマンの乗り物である「だだんだん」。日本の元演歌歌手の段田男(だんだだん)。

これらの考察は、いずれも「ダンダダン」という言葉の持つ独特な響きと、物語のテーマや展開を踏まえた興味深いものばかりです。

物語はクライマックスへ!「ダンダダンの正体が物語に与える影響とは?

サンジェルマン伯爵がオカルトコレクターであることが明らかになり、「ダンダダン」という言葉も登場したことで、「ダンダダン」の物語は、新たな局面を迎えました。

今後、物語は、「ダンダダン」とは一体何か、そしてサンジェルマン伯爵は「ダンダダン」を使って何をしようとしているのか、という謎の解明に焦点が当てられていくでしょう。

163話で描かれた曼荼羅は、「ダンダダン」と深く関係している可能性があります。

曼荼羅は、仏教において宇宙の真理や悟りの境地を表す象徴的な図像です。

サンジェルマン伯爵が「ダンダダン」という言葉とともに、曼荼羅に言及したことから、「ダンダダン」は単なる言葉ではなく、何らかの概念や存在、あるいは、この世界に大きな影響を与える力を持つ何かである可能性も考えられます。

サンジェルマン伯爵はラスボス!?目的と強さを徹底分析!

サンジェルマン伯爵。彼の正体が「3000年生きた不老不死」であるという衝撃的な事実が明らかになり、読者の想像をかき立てます。そして163話以降、その底知れぬ力と冷酷さが物語の展開に深く影響を与え、ついにはラスボスとして物語の核心に迫る存在となりつつあります。本記事では、伯爵の正体や圧倒的な能力、他のキャラクターとの因縁、さらには「ナイフ」に隠された秘密まで徹底的に解説!普通の考察記事では物足りないあなたへ、深掘りのその先をお届けします。

ダンダダンと曼荼羅の共通点!作者の意図を考察!

163話で唐突に登場した「曼荼羅」。

読者に衝撃を与えたこの言葉は、「ダンダダン」の謎を解く、重要な鍵となる可能性があります。

そこで、曼荼羅とは一体何か、そして「ダンダダン」とどのような関係があるのか、考察していきましょう。

ダンダダンに描かれた曼荼羅を徹底解剖!

163話で描かれた曼荼羅は、緻密な模様と複雑な構造を持ち、見る者を圧倒するような迫力があります。

現時点では、この曼荼羅が、どのような種類の曼荼羅であり、どのような意味を持つのか、詳細は明らかになっていません。

しかし、サンジェルマン伯爵が「ダンダダン」という言葉とともに、この曼荼羅に言及したことから、「ダンダダン」と曼荼羅との間には、何らかの関係性があると考えられます。

曼荼羅とは? 仏教における意味と歴史を解説!

「曼荼羅」(まんだら)とは、サンスクリット語で「本質を有する物」「円」「輪」を意味し、仏教においては、主に密教の世界観を視覚的に表現した図像のことを指します。

密教とは、仏教の一派であり、主に秘密の教義と儀礼を特徴としています。密教は、大乗仏教から発展し、特に儀礼や呪法を重視する宗派です​​​​。

曼荼羅は、「悟りの世界」を象徴し宇宙や精神の構造を象徴的に表現し、瞑想や儀式の際に用いられることが多いです。

中心から外側に向かって複雑な幾何学模様やシンボルが配置され、宇宙の秩序や精神の旅路を表現します。

仏教では、曼荼羅を用いた瞑想が行われ、精神を集中させる手段として活用されます。

完成された曼荼羅は、一種の「宇宙の縮図」として理解されます。

曼荼羅は様々な形式がありますが、特に有名なのが胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅の2つです。

胎蔵界曼荼羅は、宇宙の母胎としてすべてを包み込む仏の慈悲の象徴です。

中心に大日如来が配置され、周りにはさまざまな仏や菩薩、明王が配置されています。

これは宇宙が仏の慈悲によって成り立っているという思想を表現し、修行者が心の成長を遂げ、悟りに至るための道筋を示しています。

金剛界曼荼羅は、大日如来の智慧を中心とし、知恵によって宇宙を正しく認識する力を象徴しています。

この曼荼羅も大日如来を中央に配し、周りに様々な仏や菩薩が取り巻いています。

金剛界曼荼羅は、9つの区画に分けられており、それぞれが仏教の教義に基づいたシンボルとなっています。

色鮮やかで精密なデザインは、芸術作品としても高く評価されており、寺院の装飾や宗教的儀式の一部として用いられます。

カール・ユングなどの心理学者は、曼荼羅を無意識の自己の表現として捉え、個人の内面の理解や治癒の手段として研究しました。

密教は7〜8世紀頃にインドで発祥し、中国を経て日本に伝わりました。日本では平安時代初期に最澄と空海によって広められ、真言宗や天台宗として体系化されました​​​​。

曼荼羅には、仏、菩薩、明王といった様々な仏尊や、聖なる存在たちが描かれ、それらの配置や関係性、そして象徴的な意味を読み解くことで、悟りの境地や宇宙の真理に近づくことができるとされています。

曼荼羅は、古代インドで誕生し、仏教の伝播とともに、中央アジア、中国、チベット、そして日本へと伝えられました。

日本においても、密教とともに曼荼羅が伝来し、空海が開いた真言宗では、両界曼荼羅と呼ばれる二つの曼荼羅が重視されています。

呪行李が変異したボードゲーム團曼羅

メルヘンカルタが封じ込められていた呪行李が、変化を遂げた結果生まれた呪物のボードゲーム、それが「團曼羅」です。

この名前は漢字や音の響きからも分かる通り、曼荼羅を基にした造語であることが推測されます。

その元ネタは映画「ジュマンジ」ですが、團曼羅の中には、複数のシーンでカードや神殿に曼荼羅の絵が描かれている場面が登場しています。

これを踏まえ、サンジェルマン伯爵がメルヘンカルタに対して「ダンダダン」を知っているか尋ねたのではないでしょうか。

ただし、メルヘンカルタがダンダダンを知っているかどうかは明らかにされていません。

もしメルヘンカルタがダンダダンを知っていたなら、サンジェルマン伯爵はその入手に向けて動き始めていたことでしょう。

しかし、実際にはサンジェルマン伯爵は三丈目先生として登場し、オカルンのターボババアの能力を奪おうとしています。

さらに、女子生徒に能力を与え、モモを探させる行動にも出ています。

こうした状況から、メルヘンカルタがダンダダンを知らなかった可能性が高いと考えられます。

となると、呪行李を作り上げた何者かが、ダンダダンに深く関わる重要人物である可能性が浮かび上がります。

團曼羅へと変化させたのはメルヘンカルタでしたが、呪行李の構造自体に曼荼羅的な要素が強く反映されているのでしょう。

メルヘンカルタのような強大な怪異を封印できる呪行李を作り出した人物は、曼荼羅に描かれる仏や菩薩に匹敵するような存在だったのかもしれません。

曼荼羅を通して見える世界観! 作者が読者に伝えたいこととは?

「ダンダダン」という物語には、「オカルト」や「非日常」といった要素がふんだんに盛り込まれています。

一方で、「ダンダダン」は、現実世界における人間の心の闇や、社会問題、そして、それらを超克しようとする人々の姿を描いた物語でもあります。

曼荼羅に描かれる仏や菩薩は人々に慈悲を与え救いの道を与える存在です。

作者である龍幸伸先生は、曼荼羅を作品に登場させることで、「ダンダダン」の世界観をより深遠なものにしようとしているのかもしれません。

今後の展開予想!ダンダダンはどこへ向かう!?

物語は佳境を迎え、「ダンダダン」の謎は、さらに深まりました。

綾瀬モモの運命、サンジェルマン伯爵との最終決戦、そして「ダンダダン」の真の意味とは一体何なのか?

ここでは、今後の展開について、いくつかの可能性を考察してみましょう。

綾瀬モモは元の姿に戻れる?

呪行李の影響で小さくなってしまった綾瀬モモ。

彼女を元の姿に戻す方法は存在するのでしょうか?

可能性として考えられるのは、サンジェルマン伯爵が奪ったメルヘンカルタの力、もしくは彼自身が持つ既存の能力です。

サンジェルマン伯爵は女子生徒に力を授けモモを探させている状況ですが、彼がモモたちを助ける意志を持っているとは到底思えません。

さらに、その女子生徒もナイフを手にしてモモを屈服させようとしていることから、協力どころか敵対的です。

もしこの女子生徒が、サンジェルマン伯爵と同様に他者の力を奪う能力を持っているなら、現在小さくなっているモモは危険な状況にあるといえるでしょう。

もしかするとダンダダンがモモを元の姿に戻す鍵になるのかもしれません。

サンジェルマン伯爵との最終決戦は!?

オカルトコレクターであることを明かし、その野望のために暗躍するサンジェルマン伯爵。

彼の目的を阻止し、「ダンダダン」の世界を守るために、高倉たちは立ち向かうことになるでしょう。

しかし、サンジェルマン伯爵は、3000年という長い時を生き、強大な力を持つ強敵です。

オカルンたちは、これまで以上に厳しい戦いを強いられることになるでしょう。

ダンダダンの世界に待ち受ける未来とは…?

サンジェルマン伯爵の目的、そして「ダンダダン」の真の意味が明らかになった時、「ダンダダン」の世界は、大きな転換期を迎えることになるでしょう。

「ダンダダン」は、オカルトや非日常を描いた物語であると同時に、現実世界における人間の心の闇や、希望を描いた物語でもあります。

最終的に高倉たちがどのような選択をし、どのような未来を切り開くのか、「ダンダダン」という物語が、私たちに突きつけるメッセージを、しっかりと受け止めたいと思います。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 中国版ダンダダンのタイトルについてちょっと間違いがあります。
    昔中国のネット流行語は「〇〇党」があります、意味は「〇〇派」や「〇〇好き」です。
    例えば「你是甜党还是咸党?」は「甘い派ですか?しょっぱい派ですか?」の意味です。
    というわけで「膽大黨」は「怖がらない派」、「大胆派」もしくは「平気派」を意味する造語です(怖い派の反対語)。

    そして「膽大黨」の発音は「dan da dang」なので、だからこれはただ当時物語の発端の数話をもとに「ダンダダン」を翻訳しなければならない状況で当て字を使っただけですwww
    最初の数話はホラー漫画の雰囲気してたからww

    ちなみに繁体字版のタイトルは当て字の「膽大黨」で、簡体字版はただ音訳の「当哒当(dang da dang)」です。

  • ばいきんまんの乗り物は「ダンダダン」じゃなくて「だだんだん」ですよ

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