2024年7月現在、物語は佳境を迎え、虎杖悠仁と両面宿儺の最終決戦に注目が集まっています。
そんな中、作者である芥見先生の発言から「30巻で完結するのでは?」という噂がまことしやかに囁かれています。
はたして本当に完結を迎えるのでしょうか?
そして、もし完結するとしたら、残された謎や伏線はどうなるのでしょうか?
今回は、様々な情報やファンの考察を元に、今後の展開を徹底的に考察いたします!
1. 呪術廻戦、完結に向けたカウントダウン!
現在、『呪術廻戦』は週刊少年ジャンプにて連載中で、コミックスは最新刊の28巻まで発売されています。
単行本は2024年7月時点で28巻まで発売されていますが、連載は264話まで進んでおり、29巻の発売も間近に迫っています。
連載開始から怒涛のスピードで読者を魅了してきた『呪術廻戦』ですが、ここにきて「完結間近」との噂が。
一体どういうことなのでしょうか?
1-1. 30巻完結説が浮上した根拠とは?
30巻完結説が浮上した最も大きな理由は、原作者・芥見下々先生の過去の発言にあります。
芥見先生は、インタビューや作者コメントなどで、物語の完結時期について何度か言及しています。
その中でも特に注目されているのが「次のジャンプフェスタには出演しない」という発言です。
ジャンプフェスタとは、毎年冬に開催される、集英社の漫画雑誌のイベントです。
もしこの予想が正しければ、『呪術廻戦』は2024年末までに完結することになり、コミックスの巻数で言うと、ちょうど30巻に該当します。
1-2. 30巻完結を実現する為にクリアすべき課題とは?
30巻で完結すると仮定した場合、272話で完結することになり残されたエピソードはわずか8話となります。
- 第29巻: 第255話~第263話
- 第30巻: 第264話~第272話
人気漫画の最終章としては、かなり短いと言わざるを得ません。
そのため、「本当に8話で全てを描き切れるのか?」と疑問を抱く読者も多いようです。
完結に向けてクリアすべき大きな課題は2つあります。
1つ目は、虎杖悠仁と両面宿儺の決着をどのようにつけるのか、という点です。
宿儺の強大な力は計り知れず、虎杖がどのようにして勝利するのか、全く予想がつきません。
2つ目は、数多く残されている伏線を回収できるのか、という点です。
伏黒恵の運命や、一億人呪霊、宿儺と天元の過去の真相など、読者が気になっている謎は山積みです。
これらの伏線を全て回収し、なおかつ納得のいく形で物語を締めくくることは、非常に難しい挑戦となるでしょう。
2. 残り8話で描かれるであろう展開を大胆予想!
限られた話数の中で、どのような展開が待ち受けているのでしょうか。
ここからは、読者の間で噂されている予想や、作中で示唆されている情報を元に、今後の展開を大胆に予想していきます。
2-1. 虎杖悠仁と両面宿儺の最終決戦の行方
まずは、物語の核となる虎杖と宿儺の最終決戦について考えていきましょう。
宿儺は作中最強クラスの術師であり、その強さは計り知れません。
一方の虎杖も、物語が進むにつれて着実に力をつけてきました。
しかし、宿儺を倒すほどの力があるのかと言うと、疑問が残ります。
「虎杖が宿儺を完全に消滅させるのではなく、何らかの形で共存する道を選ぶのではないか」という予想もあります。
例えば、虎杖が宿儺の力を制御する方法を習得したり、あるいは宿儺が虎杖の中に宿りながらも、敵対する意思を失うような展開などが考えられます。
ただし264話で虎杖は宿儺を領域の中に引きずり込み有意な状況に持ち込みました。
宿儺は領域対策である「彌虚葛籠(いやこつづら)」を使用していないので虎杖の魂を捉える斬撃が必中することになります。
そうなれば虎杖は一方的に宿儺を料理することができるでしょう。
しかし宿儺がこれから「彌虚葛籠(いやこつづら)」を使用し領域対策してくる可能性もあります。
「彌虚葛籠(いやこつづら)」とは?
「彌虚葛籠(いやこつづら)」とは、レジィ・スターと宿儺が使用した奥義の一つであり、簡易領域の原型となる技術です。この技は領域を中和し、相手の領域展開の必中効果を打ち消すことができます。「彌虚葛籠」は、「広く行きわたるからっぽの箱」という意味があり、使用者の周囲に空っぽの領域をまとうことで、相手の領域展開を無効化する仕組みです。ただし、術式そのものを無効化するわけではなく、必中効果のみを打ち消すため、術式自体の攻撃を防ぐことはできません。この技は死滅回游編でレジィ・スターが伏黒恵との戦闘中に使用し、伏黒の不完全な領域には効果を発揮できず、手痛いダメージを負う結果となりました。
いずれにしても、二人の関係性が今後どのように変化していくのか、注目が集まります。
2-2. 伏黒恵を待ち受ける運命、そして窮地からの脱出は?
宿儺に体を乗っ取られてしまった伏黒恵。
彼の運命も、物語の大きな鍵を握っています。
虎杖は、親友である伏黒を取り戻すことができるのでしょうか?
「宿儺の支配から伏黒を解放し最終的には虎杖と共闘する」という展開を期待する声も多いです。
しかし、宿儺は非常に狡猾な呪いの王であり、そう簡単に伏黒を解放するとは考えにくいでしょう。
「伏黒は宿儺の影響から逃れられず、悲劇的な結末を迎える」という可能性も捨てきれません。
2-3. その他にも回収が期待される伏線
虎杖と宿儺、そして伏黒恵の運命以外にも、読者の間では様々な伏線(フラグ)が回収されることを期待されています。
その中でも宿儺の過去について多くの読者は興味を持っています。
宿儺は天使とシーンで「堕天は俺だ」という発言をしています。
宿儺が「堕天」と呼ばれる理由にはいくつかの背景があります。
彼はかつて天上の存在であったものが、何らかの理由で地上に堕ちた、もしくは堕落した存在であると解釈されています。
また、彼の残虐な性格と数々の罪が、この堕天の称号に繋がっているとされています。
宿儺がどのようにして呪いの王になったのか、平安過去編の詳細が待たれます。
3. もし30巻で完結しなかったら… さらなる展開を妄想!
30巻完結説が濃厚とはいえ、100%確定したわけではありません。
もし30巻で完結しなかった場合、どのような展開が考えられるのでしょうか?
ここからは、30巻以降も物語が続くことを前提に、さらなる展開を妄想していきます。
3-1. 宿儺を倒したその後…!? 新たな敵の出現、そして世界の脅威
「宿儺を倒した後に、新たな敵が出現する」という展開は、多くの漫画で見られる王道パターンです。
『呪術廻戦』の場合、新たな敵として考えられるのは、例えば、
- 宿儺よりもさらに強大な術師
- 呪霊を操る謎の人間組織
- 宇宙からの侵略者
などが考えられます。
これらの敵との戦いを描くことで、物語は新たなステージへと突入していくでしょう。
3-2. 恐怖! 「一億総呪霊化」計画
作中で度々示唆されている「一億総呪霊化」計画。
「一億人呪霊の登場」についてです。
もしこれが実行に移された場合、日本は未曾有の危機に陥ることになります。
一億人呪霊は羂索の夢であり、彼?が遺した遺志であり呪いです。
一億人呪霊は天元と全日本人が超重複同化することで誕生する史上最強の呪霊です。
文字通り、一億人呪霊が誕生することは全日本人の死を意味します。
本当にそれが実現するかは読者の間でも意見が分かれるところです。
もし全日本人が一度死ぬとなると、漫画的には奇跡の力によって全員が生き返るというのがセオリーです。
果たして「人の死」をテーマにしている呪術廻戦が簡単に人を生き返らせるという展開をやるのでしょうか。
疑問が残ります。
これらの伏線がどのように回収されるのか、あるいは回収されないまま終わってしまうのか…
読者としては、見逃せないポイントと言えるでしょう。
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