今回は、呪術廻戦最新話264話『人外魔境新宿決戦36』の内容を踏まえつつ、物語の行く末を占う上で重要なポイントを考察して参ります。
先の展開が読めないほどの怒涛の展開を見せる呪術廻戦。
皆様も、ぜひ、私と共にこの戦いを追いかけ、その行く末を見届けましょう。
1. 天使のヤコブの梯子と宿儺の猛攻
1-1. 来栖、天使のヤコブの梯子で宿儺を追い詰めるも…!?
天使のヤコブの梯子。
それは、まさに天から降り注ぐ裁きの光。
宿儺といえど、その圧倒的な威力の前には、ただでは済まない…はずでした。
しかし、呪いの王である宿儺は、そんな容易く屈するような存在ではありません。
地面のコンクリートを粉砕し、それを足場に天使のヤコブの梯子をかわしながら、宿儺は来栖に向かっていく。
その様は、まるで猛獣が獲物に襲い掛かるかのよう。
その圧倒的な速度とパワーの前に、来栖は為す術もなく、後退を余儀なくされます。
1-2. 宿儺、驚異的な身体能力で来栖と東堂を撃破!
「今の天使のヤコブは、乙骨のように領域に付与された対象を宿儺に絞った必中のヤコブではない。つまり、天使のヤコブは虎杖にも東堂にも効く。」
宿儺は、瞬時に戦況を分析し、最適な戦略を導き出します。
さらに来栖は片腕となりヤコブの梯子の出力も身体的な戦闘力も著しく低下しています。
来栖は天使の術式に頼った戦闘スタイルのためヤコブの梯子で相手の動きを止めることができないと一気に劣勢へと逆転されてしまいます。
そして、宿儺のその言葉通り、光の柱の中を縦横無尽に動き回りながら来栖を仕留めにかかります。
しかしそこで救援に現れたのは頼れる最も頼れる漢である東堂。
東堂は自身の身を挺して来栖と宿儺の間に割って入り、宿儺の攻撃から来栖を守ります。
「この男はつくづく呪術師だな」
宿儺の黒閃を受けながらも、身を挺して来栖を守り抜いた東堂。
その姿は、まさに真の呪術師。
しかし、その代償はあまりにも大きく、東堂は戦闘不能に陥ってしまうのでした。
さらには来栖も一緒に吹き飛ばされ戦闘不能となってしまいます。
2. 予想外の伏兵!虎杖、満を持して登場!
2-1. 東堂の自己犠牲を乗り越え、虎杖が宿儺に奇襲攻撃!
虎杖はヤコブの梯子で身を焼かれながらも宿儺の背後で奇襲の時を待っていのです。
不意をつかれた宿儺は虎杖の奇襲をモロに受けてしまいます。
その怒りが込められた一撃は、宿儺の体に容赦なく叩き込まれます。
2-2. 宿儺、反転術式発動!四本の腕で虎杖を圧倒!
しかし、宿儺は、虎杖の攻撃を受けながらも冷静さを失っていませんでした。
むしろ、虎杖の攻撃を利用して、反転術式を発動させます。
宿儺は虎杖の魂を捉える解を防ぎつつ反転術式の回復を待っていたのです。
四本の腕を取り戻した宿儺は、再び虎杖を圧倒し始めます。
虎杖は、再び窮地に立たされるのでした。
3. 虎杖、領域展開習得! 宿儺に秘められた過去が明らかに…!?
3-1. 虎杖の回想シーンで五条悟の領域展開解説!その真の効果とは?
「領域展開は環境要因によるステータス上昇のバフを受ける。そしてもう一つの効果が術式の必中効果。」
虎杖の脳裏に、五条の言葉が蘇ります。
領域展開。
それは、呪術師にとって、最強の切り札。
しかし、その発動には、膨大な呪力と高度な技術が必要とされます。
3-2. 虎杖、ついに領域展開を発動! だが、その先に見たものは…?
しかし、虎杖は、日下部との特訓を通して、その領域に足を踏み入れることに成功していました。
そして、宿儺との激闘の中で、ついにその力を解放する時が訪れたのです。
宿儺は虎杖の攻撃を当たらなければどうということはないと高を括っていました。
しかし虎杖が領域展開を発動したことで虎杖の術式である魂を捉える解が必中となりました。
この攻撃は宿儺にとってはさまさに致命的。
虎杖の領域展開は宿儺のような受肉体にとって必中必殺の領域展開となるのです。
虎杖の生得領域に引きずり込まれた宿儺。
それは、一体どんな世界なのか?
3-3. 北上駅のホームで対峙する虎杖と宿儺。衝撃のラストページへ…!
突如、場面は岩手県の北上駅のホームに移ります。
岩手県は作者である芥見先生の出身地であり北上駅もゆかりのある駅です。
また、その光景はアニメ1期OP『廻廻奇譚』の映像に出てた虎杖が一人で電車に乗っているシーンと被ります、
宿儺は、見慣れない場所に戸惑いを隠せない様子。
一体何が起きたのか?
そして、虎杖と宿儺の決着は…?
4. 考察と今後の展開予想
4-1. 虎杖の領域展開はどのような能力? 宿儺に効果はあるのか!?
虎杖の領域展開が、どのような能力を持っているのか、現時点ではまだ分かりません。
しかし、これまでの虎杖の戦いぶりから推測するに、その能力は、宿儺にとって脅威となることは間違いないでしょう。
現在考えられる可能性は以下の通りです。
- 存在しない記憶での洗脳
- 輪廻、ループの世界に閉じ込める
- 呪力のない世界での対話
いずれにしても宿儺の魂を封印するか浄化する可能性が高いです。
4-2. 宿儺の過去に何が? 虎杖との関係は?
宿儺は、なぜ北上駅のホームにいたのか?
そして、宿儺に対して、なぜ「友達」のような口調で話しかけたのか?
虎杖は東堂と脹相と存在しない記憶によって無二のブラザーとなりました。
その時も唐突に生得領域な場所に移り対話することによってブラザーになっていました。
作者は存在しない記憶は虎杖の術式ではないと発言していましたが、これが虎杖の能力だとすれば宿儺も虎杖の術中にハマッたことになります。
これは少年漫画の王道である邪悪な敵の改心、和解展開の可能性も濃厚になったことを意味するのではないでしょうか。
作者はNARUTOのクラマのような展開にはしないと否定していましたが、逆に王道から逃げないという発言もしています。
宿儺との和解はありきたりな展開のような気もしますが、演出によって激アツな展開になるような気もします。
4-3. ついに決着!? 次号以降の展開に目が離せない!
虎杖と宿儺の戦いは、ついに最終決戦に突入したと言えるでしょう。
果たして、最後に勝利するのはどちらなのか?
はたまた宿儺と和解しブラザーとなるのか?
そして、一億人呪霊の登場はあるのか?
いよいよ全ての謎に決着がつく時は刻一刻と迫ってきています。
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