この記事では9月2日発売の週刊少年ジャンプ40号に掲載されるカグラバチの最新話である47話「漆羽」の最新速報をお伝えします。
連載一周年記念巻頭カラーを飾る「カグラバチ 47話 漆羽」は、所有者暗殺編がついに幕を開ける、緊迫感溢れるエピソードです。舞台は富山県北部の慚箱国獄温泉。
かつて斉廷戦争で活躍した妖刀酌揺の所有者、漆羽洋児は、18年前に妖刀を返上し、深い悲しみを胸に秘めながら静かに暮らしていました。しかし、毘灼の襲撃により、彼の平穏な日々は破られます。
再び戦いの渦中へと巻き込まれた漆羽は、かつて共に戦った六平への揺るぎない忠誠心と、六平の息子であるチヒロとの出会いによって、再び闘志を燃やし始めます。伝説の戦士、漆羽洋児の壮絶な戦いが今、再び始まります!
- チヒロが神奈備上層部と面会。
- 柴は以前、六平の件で上層部を襲撃しているため不在で薊がチヒロを守ることに。
- チヒロは妖刀所有者に会うことを要求。
- 所有者は国獄温泉に保護されており、神奈備の上位妖術師が警備。
- DNA鑑定中で、チヒロが六平の息子かどうかはまだ未確定。
- チヒロは自分の素性ではなく、これまでの実績で評価するよう求める。
- 国獄温泉が毘灼の襲撃を受け壊滅。
- 妖刀所有者の漆羽が逃走中。
- チヒロは即戦力として認められ、漆羽救出の任務を受ける。
漆羽洋児、18年の沈黙を破り再び戦場へ
連載一周年記念巻頭カラーを飾る「カグラバチ 47話 漆羽」では、所有者暗殺編がついに幕を開けます。
18年前に妖刀酌揺を返上し、静かに暮らしていた漆羽洋児が、毘灼の襲撃を機に、再び戦いの渦中へと巻き込まれていく様子が描かれます。
漆羽洋児と六平国重:揺るぎない忠誠心と深い悲しみ
富山県北部の慚箱国獄温泉。
そこは、かつて斉廷戦争で活躍した妖刀酌揺の所有者、漆羽洋児が、神奈備の精鋭14人に護衛されながら静かに暮らす場所でした。
彼の心には、18年前に妖刀を預け、共に戦った六平に対する揺るぎない尊敬と忠誠心が宿っていました。
六平は漆羽にとって、まさに「最高にかっこいい」「ズドンと芯の通った」理想の人物であり、特にその鋭い眼光に強い憧れを抱いていたようです。
斉廷戦争は、漆羽にとって人生の最高潮でした。
六平のために戦う日々は、彼に生きがいと充実感を与えていました。
しかし、戦後、六平は妖刀の返上を申し出て、漆羽も合意の上でこれに応じます。
その後、六平は消息不明となり、15年後、神奈備の妖術師から、彼が毘灼に殺され、妖刀を奪われたという衝撃的な事実を聞かされます。
六平の訃報は、漆羽の生きる気力を完全に奪ってしまいました。
それから3年間、彼は深い悲しみに暮れ、生きる屍のような状態だったのです。
毘灼の襲撃:平穏な日々は終わりを告げる
しかし、そんな漆羽の平穏な日々は、毘灼の襲撃によって突然終わりを告げます。
国獄温泉に迫る毘灼とその一味。
神奈備の妖術師たちは、漆羽を逃がすために必死の抵抗を試みます。
漆羽は、彼らに守られながら、愛宕駅を目指して逃げることになります。
新たな護衛との合流を期待する漆羽ですが、心は不安で一杯でした。
愛宕駅までは8km、果たして無事に辿り着けるのでしょうか?
ハクリとの出会い、そしてチヒロの登場:新たな希望の光
愛宕駅に到着した漆羽は、神奈備の正規護衛であるハクリと出会います。
敵の気配が漂う中、ハクリは漆羽を守ろうとしますが、体調が万全ではなく、苦戦を強いられます。
ハクリ、漆羽を守るも苦戦:体調不良が影を落とす
漆羽の目立つ恰好に気づき、接触に成功したハクリ。
彼は漆羽に普通の刀を渡し、自身は妖術を使おうとしますが、体調不良により鼻血を出してしまいます。
妖術を複数宿せる能力を持つハクリですが、その代償として、体調を崩しやすくなっているようです。
漆羽、驚異的な戦闘能力を見せる:全盛期には及ばないものの
ハクリの窮地を目の当たりにした漆羽は、笠を投げ捨て、ハクリから受け取った普通の刀で応戦します。
戦闘から遠ざかっていたとはいえ、その戦闘能力は驚異的です。
一瞬にして4人の妖術師を瞬殺しますが、彼自身は「全盛期よりかなり鈍っている」と感じているようです。
漆羽は、敵が使っていた雫天石という武器が慚箱では使われなかったことから、その数に限りがあるか、別の制限があると推察します。
彼の観察眼と分析力は、長年の戦闘経験によって培われたものでしょう。
チヒロ、電車内で妖術師を瞬殺:圧倒的な強さを見せつける
敵の追撃を逃れるため、漆羽とハクリは電車に乗り込みます。
しかし、そこにも敵の姿が。
絶体絶命のピンチに、別車両からチヒロがゆっくりと歩み寄ってきます。
淵天を振るうチヒロは、圧倒的な強さで3人の妖術師を瞬殺します。
チヒロとの出会い、そして再燃する闘志:六平の息子との邂逅
チヒロは六平の息子であることを明かし、漆羽を守ることを誓います。
チヒロの目に六平と同じものを感じた漆羽は、再び闘志を燃やし始めます。
チヒロ、漆羽を守ることを誓う:父の遺志を継いで
初対面のチヒロから「父からよく話を伺っていました」と告げられ、漆羽は驚きを隠せません。
「パチモンだろ」と内心で思っていたチヒロが、六平の息子だったとは。
チヒロは力強く「あなたは絶対に死なせない」と誓います。
その言葉は、漆羽の心に深く響きます。
漆羽、再び闘志を燃やす:六平への忠誠心と新たな希望
チヒロの目に、かつて仕えた六平と同じものを感じた漆羽は、感情を抑えきれなくなります。
「まッまたッあんたのために戦えるのか!!六平サァン!!」と叫び、再び闘志を燃やすのです。
チヒロは、そんな漆羽の姿に戸惑いながらも、彼の熱い想いに心を打たれます。
ハクリは「やべえ人かも…」とこっそりチヒロに耳打ちするのでした。
カグラバチ47話の展開予想(ネタバレ)
カグラバチ46話では国獄温泉が襲撃され壊滅してしまいました。
漆羽は一人だけで国獄温泉から逃れたようです。
そしてチヒロとハクリは漆羽救出の任務へと向かいます。
一周年記念の巻頭カラー!第1回人気投票開催!?
カグラバチは9月2日発売の週刊少年ジャンプ40号で一周年記念を迎えます。
これまでのシリーズの展開や、キャラクターたちの進化を祝う形で、特別なカラーイラストが描かれることでしょう。
表紙&巻頭カラーで更に勢いに乗ることでしょう。
神奈備機密通信も始まり驚きの企画も始まるようです。
驚きの企画はおそらく人気投票だと思われます。
呪術廻戦も連載一周年記念の時に完全web投票による第1回人気投票を発表していました。
とじこみ付録にはチヒロとハクリのポストカードが付きます。
チヒロの右手の包帯の謎
チヒロは双城との激闘で右腕を犠牲にして勝利しました。
その後、シャルの力で右腕が蘇生したようです。
楽座市編では、チヒロは右手に包帯を巻いていました。
しかし、一夜が明けると包帯は取れ、神奈備本部に向かう際には右手が完全に回復していました。
これはシャルの能力が強化された兆しなのでしょうか。
ただ、楽座市編では右手の包帯が描かれていたり、いなかったりしたため、ミスの可能性も考えられます。
もし、シャルの回復能力が強化されているとすれば、毘灼との戦いで大きなアドバンテージとなるでしょう。
妖刀所有者は普通の刀でも強い!?
現在、妖刀は淵天と崩壊した刳雲以外、すべて毘灼が所持しています。
そのため、妖刀所有者が戦う場合、通常の刀や他の武器を使うしかありません。
さらに、妖刀と命滅契約を結んでいても、妖術が使えるかどうかは不明です。
もし所有者が戦えない状況に陥ると、大きな足手まといになってしまうでしょう。
この点では、治癒能力を持ち、体が小さく取り回しやすいシャルの方が、護衛には適しているかもしれません。
ただ妖刀を取り戻し斉廷戦争を戦った所有者達が無双するという激アツシーンにも期待が高まります。
雫天石は大量にある!?
毘灼が双城に妖刀を渡したことで、雫天石の開発がさらに進展する可能性が高まりました。
雫天石は妖刀と異なり、使用者が死亡しても再利用が可能なようです。
もし毘灼が大量の雫天石を所有しているとすれば、神奈備の精鋭たちでも太刀打ちできない危険性があります。
チヒロとハクリは漆羽の元へ向かいましたが、薊や緋雪なども総力を挙げて他の慚箱に急行しないと、手遅れになる恐れが大きいでしょう。
チヒロは本当に六平国重の息子なのか!?
チヒロは国重の息子ということになっていますがDNA鑑定をしているシーンがわざわざ入ったのを見るとそうでない可能性も考えられます。
チヒロとハクリは神奈備と戦うことになるのか?
チヒロは妖刀を使わせないために毘灼にも神奈備にも渡すつもりはありません。
そして神奈備とも戦う覚悟があることを示しました。
神奈備も一枚岩ではなく薊のように国重派とそうでない派がいるようです。
もしかすると剣聖に真打を持たせチヒロと激突させるかもしれません。
コメント