カグラバチ:45話に登場した慚箱(さんそう)のモデルはどこ!?命滅契約者が保護されている占有地の場所を完全解説

カグラバチ45話で妖刀と命滅契約を結んだ契約者の居場所が判明しました。

それは神奈備が所有する占有地・慚箱(さんそう)です。

慚箱(さんそう)には仙沓寺、国獄温泉、九煙退社、鮨すば流があります。

この記事ではこの4つの慚箱(さんそう)のモデルはどこなのかを解説します。

目次

慚箱(さんそう)のモデルは一体どこ?

慚箱(さんそう)は大仏のある仙沓寺、湯畑と灯篭が特徴的な国獄温泉、海に沈んでいる九煙退社、風情がある鮨すば流です。

カグラバチの作中で浅草十二階こと凌雲閣が登場しているので建築物には実在するモデルがあります。

慚箱(さんそう)のその特徴から実在するモデルを調査しました。

仙沓寺は奈良の大仏で有名な東大寺

カグラバチ仙沓寺モデル奈良東大寺大仏
カグラバチ仙沓寺モデル奈良東大寺大仏
引用出典:PAKUTASO

大仏とそのポーズが一致しています。

東大寺は奈良の大仏で有名な仏教寺院です。

743年に聖武天皇の命により建立が始まりました。

特に有名なのは「奈良の大仏」として知られる巨大な盧舎那仏です。

東大寺は日本の国分寺制度の中心的存在であり、平安と繁栄を祈るために建設されました。

大仏の建立は752年に完了し、続いて大仏殿が758年に完成しました。しかし、その後幾度となく戦乱や災害で破壊され、特に1180年の平重衡による焼き討ちや、16世紀の三好・松永の乱で大きな被害を受けました。それでも、鎌倉時代や江戸時代に復興され、現在の建物は江戸時代中期に再建されたものです

大仏さまお身拭いをしているシーンも一致しています。

カグラバチ仙沓寺モデル奈良の大仏
カグラバチ仙沓寺モデル奈良の大仏
引用出典:なら旅ネット

国獄温泉のモデルは群馬県の草津温泉

カグラバチ仙沓寺モデル草津温泉
カグラバチ仙沓寺モデル草津温泉
引用出典:じゃらん

湯畑で有名な草津温泉の特徴と一致しています。

草津温泉は群馬県に位置し、日本を代表する温泉地の一つで、特にその豊富な湯量と強酸性の泉質が特徴です。

歴史的には奈良時代の僧・行基によって発見されたという伝説や、鎌倉時代に源頼朝が訪れたという話もあります。

江戸時代には徳川吉宗が草津の湯を江戸城まで運ばせたことで、さらにその名が広まりました

草津温泉の泉質はpH2.0前後と非常に酸性が強く、殺菌作用があるため、皮膚病や神経痛、糖尿病などに効能があるとされています。代表的な湯畑源泉をはじめ、万代源泉など複数の源泉があり、草津温泉全体では毎分32,000リットル以上の温泉が湧き出ています。

湯畑付近にある灯篭も一致しています。

カグラバチ仙沓寺草津温泉
カグラバチ仙沓寺草津温泉
引用出典:楽天トラベル

九煙退社は広島県宮島の厳島神社

カグラバチ九煙退社モデル宮島厳島神社
カグラバチ九煙退社モデル宮島厳島神社
引用出典:Wikimedia Commons

九煙退社のモデルは一目瞭然、宮島の厳島神社で確定でしょう。

厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、広島県の宮島に位置する神社で、日本三景の一つとして知られ、1996年にユネスコの世界文化遺産に登録されています。

この神社は、推古天皇元年(593年)に創建されたと伝えられ、その後、平安時代の武将・平清盛が12世紀に現在のような壮大な海上社殿を築きました

厳島神社の最大の特徴は、海上に浮かぶように建てられた社殿です。これは、神聖な土地を直接汚さないようにとの配慮からであり、潮の満ち引きによって風景が変わる美しさが多くの人々を魅了しています。また、象徴的な大鳥居も海中に立ち、満潮時にはまるで海に浮かんでいるように見えます。現在の大鳥居は明治時代に再建されたもので、高さ約16メートル、重量は60トンにも及びます。
長い歴史の中で厳島神社は、たびたび火災や台風で損傷を受けましたが、そのたびに修復され、現在も多くの人々から信仰を集め続けています。戦国時代には毛利元就が大規模な修復を行い、江戸時代には庶民の間で「厳島詣」が流行しました。

鮨すば流は京都祇園

カグラバチ鮨すば流モデル京都祇園
カグラバチ鮨すば流モデル京都祇園
引用出典:Wikimedia Commons

鮨すば流は京都祇園にあるお寿司屋さんだと思われます。

祇園は京都市東山区に位置する歴史的な花街で、特に「八坂神社」を中心に発展してきました。祇園の歴史は1000年以上前にさかのぼり、八坂神社(旧称:祇園社)の門前町として始まりました。もともと神社への参拝客を迎えるために茶屋や旅館が立ち並び、次第に歓楽街としても発展しました。

祇園の象徴的なスポットには「花見小路通」があり、石畳の道沿いに伝統的な京町家やお茶屋が並びます。舞妓や芸妓が行き交う風情ある通りで、夕方から夜にかけては提灯の光が通りを照らし、古都の情緒を感じさせます。また、春には桜が咲き誇る「祇園白川」も人気で、美しい景観が広がります。
祇園では、7月に行われる「祇園祭」も有名です。この祭りは平安時代に疫病退散を祈願して始まり、日本三大祭の一つとして知られています。

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