今回はワンピース最新話で注目されている、鉄の巨人エメト(EMETH)の「いざって時」に使うとされる「アレ」について考察していきたいと思います。
作中ではその正体について様々な憶測が飛び交い、読者の間では早くも考察合戦が勃発しています。
果たしてエメトの切り札とは一体!?
伏線や過去のエピソードを紐解きながら、その真の姿に迫っていきましょう!
エメトの「いざって時」の準備とは?
エッグヘッド編も佳境に入り、物語は更なる混沌へと突き進んでいく中で、謎の存在として異彩を放つ古代の兵器、鉄の巨人エメト。
彼が口にした「いざって時」のための準備とは、一体何を意味するのでしょうか?
ジョイボーイと鉄の巨人エメトと「いざって時」の約束
200年以上の時を経て目覚めたエメトは、かつてジョイボーイと交わしたある約束を果たそうとしています。
それが、彼にとっての「いざって時」に用いるとされる謎の切り札、”アレ”です。
その詳細については明かされておらず、読者の間では様々な憶測が飛び交っています。
果たして「いざって時」とは具体的にどのような状況を指すのか、そして”アレ”とは一体どんな兵器なのか、 エメトの過去や目的と合わせて考察していく必要があるでしょう。
読者の間で広がる様々な考察
ネット上では早くも「いざって時」の正体について、様々な考察が白熱しています。
その中には、「古代兵器に匹敵する強力な攻撃手段」、「エルバフの槍」、「自爆攻撃」など、どれも興味をそそる説が多数見受けられます。
特に注目されているのが「自爆攻撃」説です。
作中では過去にペルやペドロといったキャラクターが自爆攻撃を図るシーンが登場しており、その可能性は決して低くありません。
しかし、もしも「いざって時」の正体が自爆攻撃だった場合、読者にとって衝撃的な展開が待ち受けていることは間違いありません。
エメトは五老星を知らない!?ラスボスはイム様で確定
エメトは五老星の怪物の姿を見たことがないように描かれています。
五老星がルフィを襲わない限り、エメトにとって五老星は敵ではないと予想できます。
エメトがルフィの敵を自分の敵と見なす理由として、ジョイボーイとルフィの繋がりや、ジョイボーイの意志を継ぐ者としてのルフィの危険度にあると思われます。
これはイムが真の敵であるということを示唆しています。
五老星がイムに仕えていることや、イムの存在が世界政府の背後にある影の支配者である可能性が高いため、最終的な敵がイムであると考えることは筋が通ります。
「いざって時」の正体は自爆?その可能性を探る
読者の間でまことしやかに囁かれている「自爆説」。
今回は、過去のエピソードや作中の描写から、その可能性を徹底的に検証していきます。
自爆説浮上の理由:ペル、ペドロ、アトラスとの共通点
自爆説が浮上する最も大きな理由は、ワンピースの世界で過去に実際に「自爆」が描かれているという点です。
アラバスタ編で国王コブラ暗殺を阻止するために爆弾と共に飛び立ったペル。
そしてホールケーキアイランド編で麦わらの一味を逃がすために自らの命を賭して戦ったペドロ。
ワノ国編ではアシュラ童子が自爆しています。
これらのキャラクターたちの自己犠牲は、読者に大きな感動を与えました。
しかし同時に、「自爆」という行為がワンピースの世界において決して非現実的なものではなく、むしろ重要な局面を左右する要素として描かれてきたことを証明していると言えるでしょう。
自爆説の矛盾点:ジョイボーイの行動との整合性
一方で、自爆説を否定する意見も少なくありません。
最も大きな矛盾点として挙げられるのが、ジョイボーイとの約束という点です。
「解放の戦士」として語り継がれるジョイボーイが、本当に自爆という行為をエメトに託したのでしょうか?
「万物の声を聞く」という特殊な能力を持つジョイボーイであれば、自爆以外の方法で世界を救おうとしたのではないかと考える方が自然でしょう。
さらに、もしも「いざって時」が本当に自爆を意味するのであれば、その影響は計り知れません。
エメトの巨体から放出されるエネルギーは、周囲に壊滅的な被害をもたらす可能性があります。
そしてそれは、世界を「滅び」から救うというジョイボーイの願いとは相反するものになってしまうのではないでしょうか。
サニー号や周囲への影響は?自爆の可能性を考察
仮にエメトが自爆した場合、その被害はどれほどの規模に及ぶのでしょうか。
彼の巨体から放たれるエネルギーを考えると、周囲の島はもちろんのこと、広範囲に渡って壊滅的な被害をもたらす可能性も考えられます。
現在エメトは、麦わらの一味の船であるサウザンドサニー号や、Dr.ベガパンクの研究所があるラボフェーズと非常に近い距離に位置しています。
もしもこの場所で自爆が起きたとすれば、サウザンドサニー号やラボフェーズが巻き込まれてしまう可能性も否定できません。
また、爆発の影響で周辺海域に大津波が発生する可能性も考えられます。
そうなれば、さらに広範囲に被害が拡大することは避けられないでしょう。
ワンピースの世界における「自爆」の威力は、ペルの件を見ても明らかなように、相当なものです。
これらの点を考慮すると、エメトが自爆する可能性は低いように思われます。
エメトの「いざって時」は「槍」?伏線から読み解く真の姿
では「自爆」ではないとすると、エメトの「いざって時」の正体とは一体何なのでしょうか?
ここでは、作中で示唆されている伏線を手がかりに、「いざって時」の真の姿に迫っていきます。
エメトの過去と「棒状のもの」:マリージョアとエッグヘッドでの描写
「いざって時」の正体を考察する上で重要なのが、200年前のマリージョア襲撃事件です。
この事件は、空白の100年の歴史と深く関わっており、エメトとジョイボーイの約束の鍵を握っていると考えられます。
そして興味深いことに、マリージョア編で描かれた回想シーンの中で、エメトは「棒状のもの」を手にしている姿が確認できます。
さらに、エッグヘッド編で描かれた回想シーンでは、エメトの腹部に「棒状のもの」が刺さっている描写があります。
これらの描写から、エメトの「いざって時」と「棒状のもの」との間に、何らかの関連性がある可能性が浮上します。
エメトと巨人族の共通点:エルバフの槍と太陽の神ニカの武器
エメトの鉄の巨人という名の通り明らかに巨人族をモチーフにデザインされています。
そして巨人族といえば、「エルバフの槍」と称される覇国という必殺技が有名です。
「エルバフの槍」は、単なる物理的な槍ではなく、覇気を纏った拳や衝撃波を槍のように飛ばす技のことを指します。
このことから、エメトが使う「いざって時」も、目に見える「槍」ではなく、何らかのエネルギーを放つ攻撃である可能性が考えられます。
また、太陽の神ニカは、そのシルエットが槍のようなものを持っているように見えます。
もしかすると、ニカの能力と「エルバフの槍」の間には、何かしらの関係があるのかもしれません。
そして、エメトが「いざって時」に使う武器や能力も、ニカのそれと同様に、巨人族の力を模倣したものなのではないでしょうか。
「血に染まる蛇」とレッドラインの関係性:北欧神話との関連は?
巨人族と深い関わりを持つ「エルバフの槍」ですが、作中には気になるワードが登場します。
それが、ドリーブロギーの言葉である「エルバフの槍に突き通せぬのは血に染まる蛇のみ」というものです。
この言葉は、単なる比喩表現ではなく、過去の出来事、もしくは未来の出来事を予言している可能性があります。
「血に染まる蛇」とは、世界政府の象徴である赤く巨大な細長い台地「レッドライン」を指しているのではないでしょうか。
エメトが200年前襲撃したのもレッドラインにあるマリージョアです。
そして現在、エッグヘッド島にはエルバフの槍を使えるドリーブロギーがいます。
このことから、エメトの「いざって時」に使うアレとは「エルバフの槍」に似た兵器の可能性が高いです。
エメトの最終兵器:マザーフレイムを攻撃に転用?
では、エメトが「いざって時」に使用する具体的な武器や能力とは一体何なのでしょうか?
可能性として考えられるのが、エメトの動力源である「マザーフレイム」を攻撃に転用するというものです。
マザーフレイムは、古代兵器ウラヌスを動かすほどのエネルギーを秘めた物質です。
エメトはロケットパンチを撃とうとしましたがパーツが錆びついていて発射することができませんでした。
ということは物理的な兵器ではない可能性が高いのです。
もしもエメトがそのエネルギーを攻撃に転用することができれば、計り知れないほどの破壊力を発揮することができるはずです。
そして自爆とは違い指向性を持たせた攻撃が可能となるはずです。
エメトの真の目的と未来への影響
最後に、エメトの行動が今後の展開にどのような影響を与えるのか、現段階での予想も含めて考察していきます。
「いざって時」の発動は、物語の大きなターニングポイントとなることは間違いありません。
「いざって時」は最終決戦の切り札となるのか?
エメトが「いざって時」という言葉を用いた真意とは何なのでしょうか。
それは、世界を揺るがすほどの大きな決断を下す時が来たということを意味しているのではないでしょうか。
そしてその決断は、世界政府との全面対決に繋がる可能性も考えられます。
もしも「いざって時」が最終決戦の切り札として使われるのであれば、物語は誰も予想だにしなかった結末を迎えるかもしれません。
ワンピース編集者のYouTube対談動画での発言でエッグヘッド編でこの後に大きな山場があることが判明しています。
エメトの必殺技でサターン聖を撃破!?五老星全員退場!?
サターンは「エッグヘッド」の重要なキャラクターであり、章ボスであると考えられます。
サターン聖がどのように敗北するかはファンの間で大きな関心事です。
多くのファンは、エメトがいざって時の大技でサターン聖を倒すのではないかと予想しています。
五老星の現在の戦闘描写ではサターン聖が最弱に見えます。
五老星全員がここで退場するという展開は考えにくいですが、サターン聖以外の五老星の退場についても注目が集まっています。
彼らは「ワープしてきただけ」という状況から考えるとサターン聖が死亡または無力化されることによりマリージョアに強制退場させられる可能性があります。
ベガパンクの言葉、ルフィ達への影響は?最も巨大な戦いがついに始まる
ベガパンクが来る未来について結論を述べようとしています。
ベガパンクのこれまでの発言の要点をまとめると以下のようになります。
・世界政府が古代兵器を使用した。
・古代兵器によってルルシア王国が消滅し、巨大地震と海面上昇が起きた。
・世界沈没の危機が迫っている。
・空白の100年はジョイボーイ(太陽の神ニカ)と世界政府連合の戦いの歴史である。
・ジョイボーイは敗北した。
・Dの一族には受け継がれるDの意志がある。
Dの意志は世界政府と対立関係にあります。
そしてルフィが太陽の神ニカとなり、ジョイボーイの再来となっています。
このことから、ベガパンクの出す結論は、世界政府とDの一族の最も巨大な戦いが起きるという未来なのではないでしょうか。
まさに空白の100年の再現が訪れるのではないでしょうか。
ついにルフィたちと世界政府との戦いの火ぶたが切って落とされようとしているのです。
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