エッグヘッド編で明かされた突如浮上した謎「鉄の巨人」の正体は何者なのか?
エッグヘッド編で新登場したジョイボーイの仲間の一人「鉄の巨人」。
そして最新話では、ついにその口を開き「ジョイボーイ」の存在を感知し探していることを示唆するような言葉を発したことで、これまで以上に注目が集まっています。
そこで今回は、バッカニア族との関係性など、「鉄の巨人」にまつわる謎について、これまでの情報を元に徹底考察していきます。
果たして「鉄の巨人」とは何者なのか、共にその謎に迫っていきましょう!
1. 鉄の巨人とは? その謎と伏線をおさらい
1-1. ワンピース世界における「鉄の巨人」の立ち位置
鉄の巨人は天才ベガパンクの知識を持ってしても理解不能な超高度技術が使われています。
200年前に聖地マリージョアを襲撃し突如機能を停止しました。
それからベガパンクがエッグヘッド島に運び森の中に安置されていました。
しかしルフィのギア5発動でニカ化し開放のドラムにより鉄の巨人は再起動しました。
鉄の巨人はズニーシャと同じく「スマナイ…ジョイボーイ」とジョイボーイに謝罪しています。
ルフィのニカ化が切れると鉄の巨人もスリープ状態に入ります。
鉄の巨人はベガパンクの配信拠点であることが五老星にバレ、ウォーキュリー聖によって海に投げ込まれてしまいます。
海に沈みゆく中で鉄の巨人は「ドコ…?ジョイボーイ。ドコへ行ッタ?会イタイナ…居タヨネジョイボーイ…変ダナ…変ダナァ…」と呟きました。
このように鉄の巨人はまるで意思を持ち生きてるかのように描かれています。
海兵達も鉄の巨人を見て「巨大な生物」「鉄の生物」と言っています。
そしてルフィとボニーのダブルニカ化により再び再起動します。
1-2. 「鉄の巨人」に残された謎
「鉄の巨人」に関しては、謎が多く残されています。
まず、なぜ動き出したのか、その動力源と発動条件が不明です。
エッグヘッド編では、突如として動き出したように描かれており、その明確な理由は明かされていません。
しかし起動するタイミングがルフィがニカ化した時のため開放のドラムが関係していると思われます。
次に、「ジョイボーイ」への言葉の意味です。
「鉄の巨人」は、一体なぜ「ジョイボーイ」の名を口にしたのでしょうか。
「ジョイボーイ」との間に、何かしらの関係性があることを示唆していると考えられます。
読者の間では800年前の空白の100年でジョイボーイと共に世界政府連合と戦ったのではないかという説が有力視されています。
そして、海軍が「鉄の巨人」を「鉄の生物」と呼んだことも謎です。
これは、「鉄の巨人」が単なる兵器ではなく、意思や感情を持つ存在である可能性を示唆しているのではないでしょうか。
2. 鉄の巨人 は古代兵器ロボット? その可能性を徹底検証!
2-1. 古代兵器との比較:プルトン・ウラヌスとの共通点と差異
「鉄の巨人」は、その巨大さや強力な力から、古代兵器「プルトン」「ウラヌス」と比較されるケースも少なくありません。
確かに、いずれも強大な力を持つ古代兵器という点では共通しています。
しかし、「鉄の巨人」には、他の2つとは異なる点も存在します。
それは、「意思を持つ兵器」という点です。
「プルトン」「ウラヌス」に関しては、まだその詳細な能力や形状は明かされていません。
ただウラヌスはイム様がルルシア王国を一瞬で消滅させた兵器である可能性が高いです。
しかし、「鉄の巨人」は、明らかに自我や感情を持っているような行動を見せています。
※古代兵器もポセイドンが人魚であるしらほし姫であるため、プルトンもウラヌスも生物兵器ではないかという説も存在しています。
2-2. 古代兵器ロボット説を裏付ける要素
「鉄の巨人」が古代兵器ロボットであるという説を裏付ける要素として、ベガパンクの発言が挙げられます。
ベガパンクは、作中で「古代科学技術」の存在について言及しています。
これは、「鉄の巨人」が古代の高度な科学技術によって生み出されたロボットである可能性を示唆しているのではないでしょうか。
2-3. 「鉄の巨人」は量産型? それとも唯一無二の存在?
「鉄の巨人」は、果たして一体だけの存在なのでしょうか。
それとも、同じような「鉄の巨人」が、他に も存在するのでしょうか。
もし、「鉄の巨人」が古代の高度な科学技術によって生み出されたロボットであるとすれば、量産されている可能性も考えられます。
しかし、これまでの描写を見る限り、「鉄の巨人」は、他の古代兵器と同様に、世界に一体しか存在しない特別な個体である可能性が高いと言えるでしょう。
3. バッカニア族との関係は? 魂を宿す古代兵器の可能性
3-1. バッカニア族の能力と秘密
バッカニア族は、バーソロミュー・くまやその父親であるクラップが属する種族です。
その特徴は、強靭な肉体と「身体能力以外の特徴」です。
「身体能力以外の特徴」とは、まだ作中で解説されていない未知の能力です。
くまの能力「ニキュニキュの実」に見る「魂」や「意志」への影響力も興味深い点です。
くまは、自身の「ニキュニキュの実」の能力で、他人の痛みや記憶を抜き取ることができます。
これは、バッカニア族が「魂」や「意志」を操る能力を持っている可能性を示唆しているのではないでしょうか。
もしこの考えが正しいとするなら鉄の巨人にはバッカニア族の魂が宿っている可能性が考えられます。
これと似た存在がクラバウターマンです。
クラバウターマンは麦わらの一味の愛船ゴーイングメリー号に宿り木槌を用いて修繕作業をしたり自らの意志で出航したりしました。
さらにテレパシーを使ってルフィ達と会話するなど明らかに魂と意思を感じる描写がされています。
そしてクラバウターマンの子供っぽい言動は鉄の巨人の言動とよく似ています。
3-2. 鉄の巨人=バッカニア族説を考察
「鉄の巨人」がバッカニア族であるという説は、一見突飛に思えるかもしれません。
しかし、「鉄の巨人」の行動には、自我や感情を持っていることを示唆する描写が多く見られます。
例えば、「ジョイボーイ」に対して謝罪の言葉を述べているシーンです。
これは、「鉄の巨人」が単なる兵器ではなく、自らの意思で行動し、感情を持っていることを示唆しています。
そして、「ジョイボーイ」への謝罪は、一体なぜなのでしょうか。
「鉄の巨人」と「ジョイボーイ」の間に、過去に何らかの出来事があったことは間違いありません。
もしかすると、「鉄の巨人」は、かつて「ジョイボーイ」を裏切った過去があり、そのことをずっと悔やんでいたのかもしれません。
3-3. 鉄の巨人に受け継がれるDの意志
鉄の巨人=バッカニア族の説が正しいとするなら、なぜ鉄の巨人にバッカニア族の魂を宿す必要があったのでしょうか。
それは世界政府連合軍との戦いでジョイボーイ、巨大な王国サイドが敗北してしまったからでしょう。
鉄の巨人が謝罪しているのは鉄の巨人としてではなくバッカニア族の人間だった時のことなのではないでしょうか?
バッカニア族についてサターン聖は「大昔に世界に対して罪を犯した」と語っていることからジョイボーイと共に世界政府連合と戦った可能性が高いです。
その時の敗戦について鉄の巨人はジョイボーイに対して謝っているのではないでしょうか。
ジョイボーイは敗北しましたが夜明けの旗(Dの意志)を絶やさないためにバッカニア族の魂を鉄の巨人に宿し次の大戦に備えていたのかもしれません。
4. 「鉄の巨人」の目的は? 麦わらの一味とどう関わっていくのか?
4-1. 「鉄の巨人」の真意と今後の動向を予測
「鉄の巨人」の真意、そして今後の動向は、まだ謎に包まれています。
果たして、「鉄の巨人」は、麦わらの一味にとって味方となるのでしょうか。
それとも、敵対する存在となってしまうのでしょうか。
「ジョイボーイ」との関係性を考えると、「ジョイボーイ」の後継者であるルフィに対しては、友好的な態度を示す可能性が高いです。
ワンピースアニメのワンシーンでルフィが古代ロボに搭乗するシーンがあります。
このシーンは鉄の巨人がルフィの味方となることを示唆していたのかもしれません。
4-2. 最終章における「鉄の巨人」の役割と重要性
「鉄の巨人」は、ワンピースの最終章において、重要な役割を担う可能性があります。
「空白の100年」や「Dの一族」との関わりも示唆されており、「世界の真実」を解き明かす鍵となる可能性も考えられます。
もし鉄の巨人=バッカニア族説が正しいのならジョイボーイの意志をルフィに伝えるメッセンジャーの役割も担っているのかもしれません。
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