ワンピース1126話の最新ネタバレ:バルトロメオがまさかの死亡!?巨人族に裏切り者の影

この記事では、『ワンピース』第1126話「落とし前」(9月16日週刊少年ジャンプ42号)の物語を詳しくネタバレ解説いたします。

ヤマトの謎めいた誘拐事件や、麦わらの一味と巨兵海賊団の宴、バルトロメオと赤髪海賊団の衝突、さらには新たな冒険の始まりまで、多彩なエピソードが展開されます。

物語の魅力と見どころを余すことなくお伝えいたしますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

ヤマトと蕎麦屋の謎:消えた女性の行方

ヤマトは蕎麦屋で美味しい蕎麦を楽しんでいました。

しかし、店主から店の少女が突然姿を消したと告げられ、彼は驚きを隠せません。

女性2人に港友さんの誘拐はどうやら全て繋がってたようです。

元百獣海賊団大の残党が悪事を働いているのかもしれません。

ワノ国はカイドウの戦争後、どのように戦後処理を進めているのか謎です。

海軍も緑牛が一人で来たのみで戦争の火種はまだくすぶっているように見えます。

もしワノ国にまだ解決すべき問題があるとわかれば、ヤマトが旅立つのはしばらく先の話になるでしょう。

オイモとカーシーの旅路:リトルガーデンでの再会

ウォーターセブンでの一件を終えたオイモとカーシーは、遠い過去の友であるドリーとブロギーに会うため、リトルガーデンへと向かいます。

そこでは、武器を持たずに拳で激しくぶつかり合う二人の巨人の姿がありました。

リトルガーデンでの驚愕:素手で戦う巨人たち

リトルガーデンに到着したオイモとカーシーは、ドリーとブロギーが素手で戦っている光景に目撃しました。

彼らは「なぜ武器を持たずに戦っているのだろうか」と疑問を持ったことでしょう。

その戦いは長年も続く宿命の戦いであり、二人の信念の表れでもありました。

ドリーブロギーは麦わらの一味出港を手助けするために覇国を撃ち武器が完全に壊れてしまいました。

エルバフへの帰還:新たな決闘への準備

ドリーとブロギーは一度エルバフに戻り、自分たちの真の武器を手に入れることを決意します。

そして再び二人はエルバフの戦士として決着(生死)がつくまで戦うことになるのです。

麦わらの一味と巨兵海賊団の宴:謎の酒アブサン

賑やかな宴が開かれ、麦わらの一味と巨兵海賊団は大いに盛り上がっています。

ボニーはクマの膝の上で、長年の夢だった水平線を一緒に眺めることができ、幸せな時間を過ごしています。

ナミの呆れとウソップとルフィの怒り

ドリーブロギーの話を聞いたナミは酒を飲みながら「呆れたわ」とため息をつきます。

それに対し、ウソップとルフィは「お前はリトルガーデンで何を学んだんだ」と怒りを露わにします。

サンジと危険な酒アブサンの誘惑

一方、サンジは手にしたグラスを見つめ「この酒、強すぎるな」と眉をひそめます。

巨人がアブサンという酒で緑の妖精とも呼ばれていると説明します。

アブサンは幻覚作用も持つかなり危険な酒です。

アブサンは実在する酒です!
アブサン(Absinthe)は、19世紀ヨーロッパで非常に人気を博した強いアルコール飲料で、特に芸術家や作家の間で愛飲されていました。アブサンは、ニガヨモギ(アルテミシア・アブシンシウム)、アニス、フェンネルなどのハーブを使用して作られるスピリッツで、アルコール度数は非常に高く、一般的には60〜70度を超えることが多いです。
アブサンが他の酒と異なる点は、その主要成分であるニガヨモギに含まれる「ツヨン」という化合物です。ツヨンは精神に影響を与えるとされ、アブサンの摂取が幻覚を引き起こすという噂が広まりました。このため、アブサンは「グリーン・フェアリー」とも呼ばれ、アーティストたちの創造性を刺激すると考えられていました。
しかし、19世紀末から20世紀初頭にかけて、アブサンは多くの国で禁止されました。これは、アブサンの摂取が健康に悪影響を与え、暴力や犯罪の原因になるという懸念があったためです。特にフランスでは、アブサンによる中毒や健康被害が社会問題となり、1915年には製造と販売が禁止されました。
その後、20世紀後半に入り、アブサンの禁止が徐々に解除され、現在では合法的に製造・販売されています。ただし、ツヨンの含有量に厳しい規制があり、現代のアブサンは当時のものよりも安全とされています。

ボニーとクマ:父娘の静かな時間

ボニーはクマの膝に座り、長年の夢だった父娘で水平線を見るという夢を叶えました。

クマはうっすら笑みを浮かべ、優しい目で娘を見つめています。

バルトロメオと赤髪海賊団の衝突:信念と試練

一か月以上前、新世界ガルテル島でバルトロメオはシャンクスの縄張りに侵入し、海賊旗を燃やすという大胆な行動に出ました。

これは皇帝の威厳を損なう行為であり、彼は赤髪海賊団に捕らえられることとなりました。

シャンクスの前での謝罪:バルトロメオの後悔

縛られたバルトロメオは、シャンクスの前に跪き「申し訳ねェべ」と頭を地面に擦り付けて謝罪します。

「自分が無知で愚かなことをした」と深く反省する彼に、シャンクスは静かで冷めた眼差しを向けます。

赤髪海賊団のナワバリで海賊旗が燃やされるということは、彼らの庇護力が低下していることを示します。

たとえ赤髪海賊団が個々の戦闘力が非常に高いとしても、広範なナワバリ全体を一斉に守り切るのは難しく、弱点が露呈しやすくなります。

ホンゴウの試練:ルフィへの毒とバルトロメオの選択

赤髪海賊団のホンゴウは、小瓶に入った猛毒を差し出し「これを一か月以内にルフィに飲ませてこい」と命じます。

この毒は激痛と共に全身から血を吹き出し、絶命させるものです。

バルトロメオは「ルフィ先輩を巻き込むわけにはいかねェ」と叫び、自ら毒を飲み干します。

しかしそれは嘘で毒ではありませんでした。

赤髪海賊団はルフィの子分であるバルトロメオを試していたのです。

生かされたバルトロメオはゴーイングルフィセンパイ号で仲間達と島を脱出します。

ヤソップの決断と運命の銃撃

シャンクスはバルトロメオたちの行動に理解を示し「ルフィはいい仲間に恵まれているな」と微笑みます。

しかし、ヤソップは「ケジメはケジメだ」と言い放ち、バルトロメオたちの船に向けて銃撃を開始します。

巨大な爆発が起こり、船は炎に包まれます。

海に沈んでいく船首を見つめ、彼らの生死は闇に消えます。

ヤソップの戦闘能力
ヤソップは、「追撃者(チェイサー)」の異名を持つ凄腕の狙撃手で、四皇シャンクスが率いる赤髪海賊団の一員として活躍しています。彼の狙撃の腕前は非常に高く、ルフィも「ヤソップが狙った的を外すところを見たことがない」と語っています。ヤソップは見聞色の覇気を扱う能力も持っており、これにより非常に高精度な射撃が可能です。この能力は赤髪海賊団でもトップクラスの実力を持つため、彼が「チェイサー」として恐れられる理由の一つとされています。
劇場版『ONE PIECE FILM RED』では、ヤソップが息子のウソップと見聞色の覇気をシンクロさせ、視覚を共有する場面があり、親子共闘が実現しています。この描写により、ヤソップが狙撃手としてだけでなく、覇気の使い手としても優れていることが強調されています。

ヤソップがバルトロメオを撃った理由とは?チート級の見聞色でバルトロメオの会話を聞いていた?

バルトロメオが船内で「四皇っつーがら恐ろしい男かと思ったが案外甘ェんだべな!!」と部下に話していることが広まれば、赤髪海賊団の権威に大きな影響を与える可能性があります。この発言が周知されれば、ナワバリや傘下にある勢力に対して危険が及び、赤髪海賊団の支配力が揺らぐ恐れが高まるでしょう。

特に、ヤソップは作中でもトップクラスの見聞色の使い手として知られており、この会話を聞いていた可能性が十分にあります。彼が最初から銃を構えていたわけではなく、少し経ってからシャンクスをどかしてまで銃撃したことから、状況に応じた判断を下していたと考えられます。

シャンクスも見聞色の覇気を持つ強力な使い手ですが、その時はルフィのことを思い浮かべていたため、状況を完全に把握する余裕がなかったのかもしれません。

黒ひげとガープ:揺れる海賊たちの思惑

ハチノスでは、黒ひげがコビーとモリアを逃がしたアバロ・ピサロに激怒しています。

彼らはこれから始まるリオポーネグリフの争奪戦に向けて動き出しています。

ガープの捕縛とクザンの手柄

黒ひげは、コビーとモリアを逃がしたアバロ・ピサロに激しい怒りをぶつけます。

コビーは、黒ひげにとって世界政府に対する最高の交渉材料だと考えられていたようです。

また、モリアを生かしていたことから、能力を奪うつもりはなく、何らかの利用価値を見出すか、もしくは仲間に引き入れようと考えていた可能性があります。

一方で、ガープを捕らえることに成功したことについては、クザンの功績を称賛しています。

ガープは鎖に縛られ、どこかに幽閉されています。

クザンは「殺したつもりが生きていただけだが」と淡々と語ります。

革命軍の動向とラフィットの報告

黒ひげは海運会社ウミットにいるラフィットと連絡を取り、革命軍の動きを監視させます。

本誌では海軍会社となっていますが海運会社のミスの可能性が高いです。

ウミット本社に停泊している船は、あちこちで炎が上がり、火に包まれています。

レッドポートのボンドラは故障が相次ぎ、特に食糧を載せると必ず動かなくなっているようです。

各国で運搬がストップし、海軍が何とか確保してボンドラに積み込むも、それが燃やされてしまう事態が発生しています。

天竜人から餓死者が出れば、前代未聞で興味深いとラフィットは嬉しそうにしています。

各地で運搬が止められ、天竜人に餓死者が出る可能性を楽しむラフィットに、黒ひげは「楽しんでねェで準備を整えろ」と命じます。

黒ひげの目的とラフィットの準備とは?

黒ひげの現在判明している目的の一つとして、ハチノスを世界政府加盟国にすることが挙げられます。黒ひげがワンピースを狙っている以上、最終的な目標は世界支配にあると考えられます。

ハチノスを世界政府加盟国にする理由は、まず海軍や世界政府に手出しされないための安全策であり、さらに世界政府内の情報を引き出すためだと推測できます。また、四皇同士の争いを利用して世界政府と海軍が削り合うのを待ち、漁夫の利を得る狙いもあるかもしれません。

そのためには、黒ひげは世界政府に対する交渉材料が必要です。そのカードとして用意していたのがコビーやガープの捕縛です。特にコビーは、黒ひげにとって世界政府への有力な切り札となる人物です。

さらに、革命軍によって襲撃されているウミットも、黒ひげにとって交渉材料にしようとしている可能性があります。もし黒ひげが革命軍の兵糧攻めを食い止めることができれば、これは世界政府への強力な取引材料となるでしょう。ラフィットはそのための準備を進めているのかもしれません。黒ひげの動きは、複数の計画が絡み合った長期的な策略の一部として展開していると考えられます。

帰還するデボンたちとカリブーの恐怖

ハチノスにデボンとヴァン・オーガー、そしてカリブーが帰還します。

アバロ・ピサロは自身の能力で黒ひげの小舟を摘み上げ、回収します。

カリブーはその能力に怯え「兄さん、姐さん、何とかしておくれ」と泣き叫びます。

行方不明のサニー号と新たな冒険の始まり

エッグヘッド島を出港して2日が経過しましたが、麦わらの一味は未だにエルバフに到着していません。

その理由はサニー号の消失にありました。

突然のサニー号消失と仲間たちの不安

皆が目覚めると、サニー号が消えていました。

ルフィ、ゾロ、ナミ、サンジ、ウソップが乗っていましたが、他のメンバーは無事でした。

グレート・エイリーク号に乗っていたメンバーや巨人は無事のようです。

ロビンは「お魚に噛み砕かれちゃったのかしら」と物騒なことを言い、フランキーは「ここの魚はデカくて否定しきれねェからやめろー!!」とつっこみます。

ナミの目覚めと謎の城、既にエルバフ島に到着!?

ナミは、「ナミ!おい!起きろ!」という仲間(ルフィ、ゾロ、ウソップの誰か)の声で目を覚まし、そこにはレゴブロックのような城の中で、彼女はヴァイキング風の露出度が高めの服に着替えさせられていました。声の主の姿はありませんが仲間は近くにいるようです。

レゴブロックの発祥がデンマークであり、デンマークがヴァイキングで有名なことから、ナミはすでにエルバフ島の中にいる可能性が高いと考えられます。

ナミはアブサンの飲み過ぎによる二日酔いで頭痛に苦しんでいる様子ですが、これまでに幻覚作用のシーンが出ていないことから、今後ナミが仲間に幻覚を見てしまう展開が予想されます。エルバフという地が、ただのヴァイキングの舞台ではなく、ナミにとっても不思議で予測不可能な場所であることを示唆しているかもしれません。

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