2024年8月19日発売の週刊少年ジャンプでワンピース最新話の1123話「空白の2週間」が公開されました。
ジョイボーイの覇気の恐るべき力が判明し、ヨークの裏切りとベガパンクの死の真相が明らかとなりました。
ジョイボーイの覇気で海軍を圧倒!麦わらの一味と新巨兵海賊団、エルバフ編突入!
ルフィ達はエルバフへ向けて出港!ベガパンクの謎の死の真相とは…?
ワンピース1123話「空白の2週間」では、ジョイボーイの覇気で海軍が気絶し、ルフィ達がエルバフに向けて出港する様子が描かれています。
一方、ベガパンクの謎の死の真相が徐々に明らかになり、その背景には世界政府との対立が隠されていることが示唆されます。
ジョイボーイの覇王色の覇気は最強だった!
ジョイボーイの覇気の爆発によって、ドール中将やポンスキー中将を含む海軍は全員泡を吹いて気絶してしまいました。
これにより海軍は全滅したことになりました。
現在、最強の覇王色の覇気を持つシャンクスですらモモンガ中将を膝をつかせはしましたが気絶させることはできませんでした。
一方ジョイボーイはモブ海兵だけではなく中将最強クラスのドール中将とポンスキー中将も気絶させています。
ジョイボーイの覇気はシャンクスより強力なことが確定したのではないでしょうか?
ただ、ドール中将はボニーのトシトシの実の能力によって子供の姿に戻っているので覇気耐性も弱体化している可能性があります。
またドール中将の子供化は戻っていません。
強すぎる覇気は能力を解除する効果があります。
五老星達の変身は解除されましたがなぜかドール中将の子供化は解除されていません。
ボニーに対して覇気の能力無効化が向けられていないためドール中将の子供化が解けなかったのかもしれません。
一方、バブル内にいたS-スネークだけは気絶せず、「麦わら達が逃げる!!」とポンスキー中将を起こそうと奮闘している。S-スネークはルフィに好意的であるためジョイボーイの覇気の対象ではなかった可能性があります。
そうなるとS-スネークが「麦わら達が逃げる!!」と言ってるのは政府側としての発言ではなく単に好きなルフィが遠くに行ってしまうという個人的なものなのかもしれません。たった一言ですがオリジナルがハンコックだと分かる上手いセリフでもあるのです。
バブルの中にいるS-スネークが気絶していないのはセラフィムだからでしょうか?
もしかするとエメトに対して敵意を持っていないことからジョイボーイの覇気の影響を受けなかった可能性があります。
海軍が全員気絶したことを確認した巨人族のドリーブロギーは、ジョイボーイの覇気に一切敵意を感じなかったと述べ、その覇気はシャンクス以上のものかもしれないと推測しています。
エルバフへの出港と仲間たちの様子
麦わらの一味と巨兵海賊団は、エルバフに向けて出港しました。
これは129話でルフィとウソップが「必ず行こう!!いつか巨人族達の故郷へ!!」という約束したシーンの回収になります。あれから24年経過してやっと果たされました。
ボニーは実年齢の姿でくまに抱きつき眠っており、ウソップはドリーブロギーとの再会に号泣しています。
ルフィはシワシワになり、ナミの膝枕で寝ています。
サンジはベガパンクの遺体に「腑に落ちねェな、てめェの言ったあのセリフ」と話しかけ、ベガパンクが死ぬ前にサンジにとんでもないことを言っていたことが暗示されています。
扉絵鬼の子ヤマトの金稲荷代参ボリューム11「キライなやつとおでんを食べるの刑」:ヤマトと狂死郎、そして子供達
扉絵では、ヤマトが狂死郎、そして石を投げてきた子供達が描かれています。
狂死郎の計らいでヤマトは子供たちと一緒に食事を共にし、仲良くなろうとする様子が描かれています。
ワノ国にも新時代の到来を予感させる心温まるワンシーンとなっています。
ヨーク裏切りの真相とベガパンクの死の真実
ベガパンクはなぜ死を選んだのか?
世界政府との対立の果てに…ベガパンクの死の真相を探るべく、物語は2週間前に遡ります。
パワープラントの異変、マザーフレイムの盗難、そしてヨークの裏切り…様々な出来事が複雑に絡み合い、ベガパンクを追い詰めていきます。
果たしてベガパンクはなぜ死を選んだのか?そしてサンジに語った最期の願いとは?
パワープラントの異変とマザーフレイムの盗難
2週間前、エッグヘッド島ではパワープラントの数値に異変が生じていました。
ベガパンク、シャカ、ピタゴラスは粒子数密度と中性子束の異様な変化に気づき、調査を開始します。
その結果、セラフィムへのエネルギー使用料が少しずつ上乗せされていたことが判明し、マザーフレイムが何者かによって盗まれていた痕跡が見つかりました。
ベガパンクは真っ先にリリスのことを疑います。
ヨークの裏切りとベガパンクの覚悟
1週間前、ピタゴラスはヨークが犯人であることを特定します。
さらに、海獣兵器を操作した形跡や盗聴妨害用の白電伝虫を使用した形跡も見つかりました。
ベガパンクは長距離電伝虫のデータの復旧に成功し、そこには自分が”空白の100年”について研究していることをバラすヨークの声が記録されていました。
6日前、ルルシア王国が消滅し、政府がマザーフレイムを利用して古代兵器を使用したことにベガパンクは気づきます。
そして、ヨークが海獣兵器でマザーフレイムを政府に運び出していたことを確信しました。
ベガパンクは人間から欲を引き離したことの責任を感じ、自分達が世界政府に殺されることを覚悟します。
シャカがドラゴンに「私は…もうすぐ死ぬだろう…」と言っていたのは過去のメモで知っていたからだと明らかになりました。
またベガパンクとシャカはリリスに謝罪します。ベガパンクは自分の悪の部分は理解していたが、欲については全く自覚がなかったことになります。天才科学者ですがやっぱりベガパンクも人間なんだと気付かされるシーンです。
ベガパンクの”死”と未来への希望
ベガパンクは決して逃げられない状況の中、22年前オハラにはなかった設備配信電伝虫で命をかけた反撃に出る策を思いつきます。
シャカは「ただし何をもって死とするか!!です」と言い、その背景にはパンクレコーズ本体である切り離されたベガパンクの脳が映し出されていました。
ベガパンクはエッグヘッド島にある世界沈没に対抗できる”島雲製造機「雲フト」”を未来への希望と託し、エメトに配信電伝虫を仕込みます。
ベガパンクは将来、世界が再び海に沈むことを見越して雲フトを開発していたのです。
2日前、ベガパンク、シャカ、ピタゴラスは配信用の記録映像を収録し、記憶を消去しました。
空白の2週間は人々の記憶から消えていることから空白の100年と被らせているのでは?という指摘があります。
またこの作戦は同じジャンプ漫画のデスノートでキラ(ライト)が自分の記憶を消してエルを出し抜く展開に似ているというファンの声もあります。
そして当日、サンジに死ぬ気でいることを告げ、「お前達が手に入れて欲しい」を託しました。
現在、麦わらの一味(ウソップ)と巨兵海賊団は宴を開始していますが、ルフィはまだ回復しておらず、「まて…あとれ」と乗り切ではありません。
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